blueな日々

( Art で逢いましょう)

また、TRICK

2006年06月16日 | 読書メモ

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ノベライズとは、映画、漫画、ドラマ、アニメーション、
ゲームなど、小説以外の表現手法やメディアで既に作成、
発表された作品を小説の手法で表現しなおして発表する
こと~小説化とも称される。ノベライズされ発表された
作品に対して、その元となった他メディア作品は原作と
称し、元作品の作者は原作者として遇される。またこの
事例における原作者は個人を指すだけにとどまらず時に、
元作品の製作会社そのものが原作者として、名義を持つ
こともある。      (Wikipediaより転載・編集)

………
『TRICK~劇場版』 図書館を利用
監修:堤 幸彦 脚本:蒔田光治 ノベライズ:木俣 冬
出版:角川書店 発行:2003.09(文庫本)
出版社の内容紹介:奇術師・奈緒子に糸節村から「神を
演じてほしい」と依頼がきた。日本科技大学教授上田も
巻き込まれ村では次々と不可思議な現象が。仲間由紀恵
&阿部寛主演の大ヒット映画ノベライズ。

腹が立っている。日本人はノベライズという媒体を再考
してほしい~その存在意義を。元のドラマを見ていなけ
れば内容が把握できない面白さが伝わらない本~そんな
ノベライズなんて、どんな意味があるのか。こんなにも
出来の悪いものを読まされる者の身にもなってほしい。
原作のドラマを、ただそのまま活字化=小説化しただけ
のものを読むくらいなら、シナリオを読んだほうがいい。

劇場版は、近いうちにテレビで(再)放映されるようだ。
6月25日? 見るつもり。仲間由紀恵を楽しみに。

………
これまで読んだノベライズでよかった作品は~今すぐに
思い出せるのは~『アビス』 以下もWikipediaより~
単なるノヴェライズを嫌うジェームズ・キャメロン監督
の依頼で、米国のSF作家オースン・スコット・カードが
映画製作の全過程に立ち会い並行して書き下ろしたもの。

意識としてはこうであってほしい。日本でもノベライズ
現象が増えているらしい。新人、若手作家の登場の場に
もなりえて、いいと思うのだが~前回も、TRICKの読書
感想で書いたが~彼らへの扱いがあまりにもひどすぎる。
メディアミックスとかいって、製作・発信者側は勢いが
あるようだが実態は、自己満足に過ぎないのではないか?

ちなみに、カードの『エンダーのゲーム』は私のベスト
SFの一冊。続編の『死者の代弁者』も、素晴らしい作品。

仲間由紀恵の写真はネットのフリー素材から。


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