I Am A Rock？

人殺しをはじめとした、多くの事件や事故などがつづいている。
犯罪者は有無をいわさずに完全隔離してしまえ。北朝鮮なんて、
さっさと中枢を破壊してしまえばいいのだ。暴力団と構成員を
とことん追いつめて消滅させろ。危ない連中を糾弾しろ。神学
も宗教施設も滅ぼしてしまえ。気にいらない不愉快なメディア
やジャーナリストたちの再教育を。金持ち連中の資産は没収だ。
うわついたガキどもをしごけ、がちがちに管理しろ。その前に、
多くの大人たち自身の行ないを反省させろ。

なかば？本気のことを書いてみたが自分でも怖い。問題を抱え
て生きるのが人間で、その集合体が社会や国家。だったら何も
今さら、いうことはないのかもしれないなんてことも。

怒りをくすぶらせ何も手につかず不満を充満させぐずぐずして
いたらお昼になってしまった。風邪ぎみなのか喉が痛んでいる。
目と鼻の粘膜が乾燥している。関節が重い。寒さを感じて我慢
できずに今、窓を閉めた。すると呼吸困難に。腰は今日も具合
がよくない。デスクに向かい椅子に座っているだけでいわれの
ない責め苦にあっている。この苦痛をどう表現すればいいのか。
内に潜むはずの多くの感情が尖っている。岩のような固まりに
なっている。Paul Simonの『I Am A Rock』を思い出した。

ある冬の日　深く暗い12月　私は窓から通りをながめる
音もなく静かに降る　まばゆい雪を　私は岩で私は島である
壁を造る　強固な要塞を造る　つらぬけるものが何もないほど
私には本がある　私をいやす詩も　よろいが身を守ってくれる
部屋の中に隠れ　自分の中で　安全に過ごしている
人に触れることもなく　人も私に触れることがないはずだから
岩は痛みを感じないし　そして島は泣くことがないから

これはその歌詞の一部。私の意訳。もう何年も聞いていない歌
～いや先日、ブログの記事を書いていて気になって聞いたはず。
ある友人からのコメントに、あなたはボクサーか？と返事した
時のこと。『The Boxer』というPaul Simonの歌を思い出して。

私にとっては甘い詩ではあるが嫌いではない。自殺者が本当に
死ぬ前にSOSを～生きていたいと発信しているような心なのか。
写真は、その『I Am A Rock』が入っているアルバムとは別の
ジャケットから。若い頃の小柄な～年老いた今も～Paul Simon。

嘘つきな自分を恥じることもある。内在する暴力的な精神活動
を恐れることも。じんぜいをぼうにふりそうなじぶんもこわい。
冷蔵庫に残っていた黒ビールひと缶。風邪薬のつもりで飲んだ。
いっきに飲んだ。すぐに脳内の圧力が増して、徐々に低下する。
酔いに心身をまかせ、何も起きない今日を願う。

最後にPaul Simonの『Baby Driver』をもじってお別れを。

ぼくの父は、見事な絵を描いたが、その他は本当に駄目
ぼくの母は、最後までぼくをだましつづけてくれたもの
そしてぼくは、ぼくの中で、ぼくひとりで暮らしている
What's my number？　ドゥンダーダダーダ

私自身も、ちょっと甘すぎたかもしれないが。
腰が痛いので横になる。昼寝もしたい気分で。