blueな日々

( Art で逢いましょう)

事件を知るために

2006年11月23日 | 読書メモ

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これらは、これまでに読んだ、宮嶋茂樹の本の表紙。

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『不肖・宮嶋 踊る大取材線』
著者:宮嶋茂樹 出版:新潮社
発行:2002.10 古書を購入(文庫本)

出版社の内容紹介:7歳にして初めてカメラを手に。
17歳でスクープ写真をものにした、報道カメラマン
の過激でシブーイ半生である。愛国党・赤尾敏総裁、
江副浩正リクルート社長、オウム真理教の麻原彰晃、
アーチャリー、林真須美、松田聖子など…。もはや
伝説となった数々の写真の裏には、汗とひらめきが、
機転と勇気が隠されている。ハッタリとフンバリの
痛快爆笑エッセイ。「不肖・宮嶋」のできるまで。

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内容はいつも面白いのだ。日本に限らず世界各地の、
事件や紛争地域などの「裏側」も知ることができる
有意義な彼の作品群。ただ、もうそろそろ真面目な、
いやごく普通の文体に切りかえてもいい頃だと思う。
彼のシャイな?性格なのかもしれないが、おふざけ
なスタイルが時に気に障るのだ。芸能人などの追っ
かけ取材も、私にいわせれば不必要なこと。仕事~
収入確保?のために、仕方ないのかもしれないが。

この本を読んだのは、もう1ヶ月以上?も前のこと。
つづけて彼の本を何冊か読むつもりだったが、別の
ジャンルの読書~ミステリィを読みはじめ、感想文
の掲載を先延ばしにしてきた。

そろそろ、犯罪関連のノンフィクションを読もうと
思い、今日この記事をアップすることに。事件報道
に関して宮嶋茂樹は独特の立場に立っている。貴重
な人材である。取材では、相当な心身の苦労もして
きたのだろう。老いてはいないのに、はやくも彼の
頭髪は真っ白である。


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