blueな日々

( Art で逢いましょう)

感じた~ZENIT-C

2010年12月26日 | ●Camera:Single lens reflex
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旧ソビエトで作られていた、35mmのMF一眼レフカメラ「Zenit-C」
メカニカルタイプのフォーカルプレーンシャッターで1/500秒まで。
絞りは3.5から16まで。露出計はない。フルマニュアル。レンズは
Induster-50/50mm/f3.5。ライカのバルナック型をモデルにコピー
をしているだけあって一眼レフカメラとは思えないほどコンパクト
なサイズだ。フィルムの装填もライカとおなじ。やや面倒である。

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クイックリターンミラーではないので,シャッターを切ればファイ
ンダー内は真っ暗に。ブラックアウトしてしまう。フィルムを巻き
上げればミラーが上がりピント合わせが可能に。だが実絞りなので,
絞り込んでのピント合わせはほぼ不可能だ。絞りを開放=3.5にした
まま、まずピントを合わせ,それから絞りを決めることに。操作性
は非常によくない。今では趣味的なカメラか。しかしそこがいい。

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かなり気に入っている。高額な修理代金を支払っても使ってみたい
カメラだったのだ。カラーのネガフィルムを使うので,私は露出は
アバウトでも構わないと思う。そこそこにいい写りをしてくれれば
文句はない。シャッターを切るまで結構手間のかかる面倒さも悪く
はない。全面マットのファインダーも絞りを開放にしていればあん
がいピントが合わせやすい。何故か味わい深いカメラなのだ。

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フィルムの巻き戻しの操作方法がわからなかったので、自宅近くに
ある大手カメラチェーン店へ行くことに。店員さんはさすがという
べきかすぐに教えてくれた。簡単なことだった。シャッターまわり
のリングを動かしてロックを解除。それからフィルムを巻き戻すと
いう操作。もちろん事前にネットで調べてみたが情報が少なかった
のだ。感度100/12枚撮りのカラーネガフィルムが安価に売っていた
ので買うことに。さっそく近くを散歩しながら撮影。すぐに現像に
出した。写りは想像以上にいいものだった。修理を依頼して正解だ。
じつに撮影が楽しいカメラだと私は感じる。使いつづけるだろう。




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