blueな日々

( Art で逢いましょう)

小鳥がいなくなって

2009年09月15日 | いきもの
9152bird
朝。小鳥たちの餌を。秋草インコのゲージの扉が開いていた。
中は空っぽだった。鳥が一羽いなくなっていた。餌入れには、
たぶん昨日の朝に入れた、新しい餌がそのままに残っていた。
寝室や台所の窓はいつも大きく開けている。まる一日、私は
気がつかなかった。もう見つからないだろう。

尾羽が長過ぎるからか、この種の特性なのか、このインコは、
うまく飛べない。壁に当たって、すとんと下に落ちたのかも
しれない。家具の隙間で動けなくなっているのかもしれない。
そんなことも考えて、家のあちこちをしゃがんで、のぞいて
みたが、やはり見つからなかった。あきらめるしかないのか。

私のお気にいりの小鳥。秋草インコがいなくなってしまった。
自然の中では、そう長くは生きられないだろう。もう死んで
しまったかもしれない。私は自分の愚かさを憎む。ヒナから
育て、よくなついてくれていたのに。自らの手で、その命を
奪ったようなもの。抗うつ薬の副作用で、日中はぼんやりと
していることがおおいはいえ、命ある、小さきものの世話を、
私は怠ってしまったのだ。偶発的?な出来事だとはいえ。

つい、目がいくのだが、
空になったゲージには、もちろん秋草はいない。

立ったりしゃがんだりして、この子を探していたら、恐れて
いたとおりに、私はぎっくり腰になってしまった。この数日
も腰の具合がよくなかったのだ…。ひどい痛みと固着などの
ために、うまく歩けなくなってしまい、外を探す時間は限ら
れたものに。見つかるわけもなかったのだが。




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