カメの水槽の掃除。きれいになった環境。エアレーション
をセットして、短時間だが、ひさしぶりに日光浴をさせて
いたカメを水槽に戻す。自作の金網のフタを忘れる。気が
ついた時には、カメはいなくなっていた。あちこち探すが、
そう簡単には見つからない…。水槽を置いている台の下に
いるかもしれない、と移動をしたら、水を大量にこぼして
しまった。汗が流れ、いらだち、切れはじめた私。
いつか、からからに乾いてしまった死骸を見つけることに
なるのだろうか。横になって、そんなことを想像していた、
疲れはてた私。ことりと、仕事部屋のほうから音が。犬が
すぐに走って向かう。私もついてゆく。部屋の片隅。水槽
の近くで、逃走した？カメが、ひっくり返っていた。
やれやれだ。見つかってよかった。
ミシシッピニオイガメ。別名、スティンクポット。おもに
北アメリカに生息。成長しても13cmほどにしかならない、
半水棲？のカメ。ペットショップから送られて、我が家に
やって来たときは体長２cmほどのベビーだった。一年半
ほどが経過して、大人になった。飼育しやすい。
この個体は、そのショップで今売られている、おなじ種類
の赤ん坊がめ。かわいいと思う。我が家のカメは、偶然に
起きた逃走？体験の余韻で、食事時以外、まだしばらくは、
水中の隠れ家から出てこないはず。怖がっているのだ。