blueな日々

( Art で逢いましょう)

不安を感じながら~Walz 35SV:Range Finder,2nd photography,maintenance

2014年09月16日 | ●Camera:Range Finder 2

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ハーフミラーを他のカメラのものと交換してみることに.ジャンク品の
たぶんヤシカの部品を.その作業はうまくいって、二重像がすっきりと
見えるようになった.こういうメンテナンスは、私は、はじめてのこと.
だが、ファインダー内のピント調節の、その二重像の上下像にはかなり
のずれがある.近接ではピント合わせが難しい?状態.トップカバーを
分解して、関連する部分~ピントの調節用ねじを見つけたが、以前誰か
が無理に扱ったらしく、ねじ山がつぶれていた.これでは調節のしよう
がないことに.仕方がない.不安を感じながら撮影することになりそう.

感度100/24枚撮りのカラーネガフィルムの半分を使用.
(残りは、Mamiya35 Auto-Metra2で)14枚目. 1/60秒 f4~

写りはいい.陰影の再現も素晴らしい.やはり近接でのピント合わせは、
かなり困難な印象.二重像が上下にずれているので、アバウトに、左右
の被写体の像の合致~これでピントが合う、を操作して撮影を.修理の
専門業者に依頼しても、ねじ山のつぶれの改善は無理なのかもしれない.
この個体は、この状態で使いつづけることになりそう.操作性に不安が
あっても.実際、写りの良さに驚かされる.使わないのはもったいない.


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Walz 35SV
 ●型式:35mmレンズシャッターカメラ ●フィート表示
 ●使用フィルム:35mm ●画面サイズ:24×36mm
 ●標準レンズ:Sコミナー45mm/F1.9 絞り1.9~16
 ●シャッター:B.1~1/500秒、セルフタイマー内臓、シンクロMX
 ●フィルム:レバー巻き上げ 巻き戻しは折り畳み回転クランク式
 ●発売:1958年 当時価格:不明
 *今はなきワルツ商会の、わりと希少な 35mm判レンズシャッター
  カメラ「Walz 35SV」~ファインダー内部の二重像も経年劣化で
  かなり薄くなってはいるが、それほどひどいものでもない.露出
  関連の操作は古いスタイルのライトバリュー=LV方式というもの.
  現在では面倒なものに感じてしまう.露出組み合わせは同じまま、
  写り方を微妙に変えることができるという仕組み.速度や絞りの
  変化で、被写界深度を変えてピントの合う範囲をずらしたりする.
  デジカメを使う今ではだれも興味がないだろうシステムだろうか.
  写真撮影の仕方=技術など、の考え方の違いがある.今と昔では.
 *ハーフミラーは、他のカメラのものと交換済み.


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