すこし昔、中年になって読んだ『孤独の研究』という本がある。
その中に、グレン・グールドのことも書いてあった。数日前に、
あまりに寒いので深夜、風呂に入っていて、ふと思い出した。
孤高?変人?ユニーク?な、ピアニストだったらしい。
インターネットで調べたら『バッハ:ゴールドベルク変奏曲』
が、よさそうな作品。(レンタル店にあれば借りるつもり)
………
………
昨夜、県内の図書館で「グレン・グールド」を検索してみたら、
彼自身の著作をはじめ、関連の書籍が多くあった。
視聴覚の区分には、彼の10枚のCDリストがあった。
(貸出し中が多かった)
今日。水曜日。
午前10時になるのを待ち、図書館に問い合わせてみた。
CDのリクエスト(予約)は行なっていない。図書館へ直接
行って(もちろん在庫があれば)貸し出しは可能とのこと。
『バッハ:ゴルドベルグ変奏曲』はレンタル店にはなかったが、
新品でも2000円しない値段で販売されている。図書館から他の
グールドのCDを借りたら聞いてみる。気に入れば、買おうかと。
このアルバムには1955年盤と1981年盤(デジタルで再録音)
があるらしい。図書館には古いほうがあった(貸出し中)。
再録音後、グールドは「唐突にこの世から去っていった」
ということ。amazon.comでのメーカーのレビュー。
(amazon.comでは、1981年盤がユーズドで1200円から…)
クラッシックを聞きたい気分。このジャンルは無知な私。
昨年頃?からクラッシックはよく売れはじめているらしい。
その流れに私も影響されたのか…。癒しを求めている?
………
そしてジャズも。これはいくらか知っている。よく聞いていた
のは「バド・パウエル」のピアノくらい。スイングジャズは、
たまに聞いていたが、ジャズ全体から考えれば(クラッシック
と同様に)私はほとんど何も知らないといってもいい世界。
これからはきっと、もっと聞くだろう…。
………
何かいつもと違ったことをしないと、安易な生活に傾斜して
しまいそうな不安がある。読書は私の終生の生きるいとなみ。
でも、それだけではとても満足は出来ない。他の何かも…。
もっと違う感覚を感じていなければ、私は…。
以前NHKの特集を見ました
レンタルDVDでべつなドキュメンタリも見ました
演奏会で事前の椅子の高さの調整に数時間かけたとか
病気が怖くて夏でもコート着てたとか
ものすごい量の薬(まともな)飲んでたとか
etc
それでも急逝してしまった
「再現音楽」である
クラシックをギリギリ自分流に弾く
アレンジしてないのにジャズのように聞こえる
どうもまた脳内の化学物質が増減しているようで、
気分が落ち着かず、胸が(不安で)高鳴ってます。
彼の音楽が(私の直感で)何となく、いや絶対に、
そんな私を、救ってくれそうな気がしたのです。
(いつもコメント、ありがとう)