blueな日々

( Art で逢いましょう)

かもしれないが~Minolta V2:Range Finder,Failure

2013年02月08日 | ●Camera:Range Finder 1
28v21
ミノルタのレンジファインダーカメラ「V2」~発売は1958年.レンズは
45mm/F2.シャッターはB.1~1/2000秒.電池は不要で、露出計のない
完全なマニュアル機。高速シャッターを実現しているが,羽根が全開せず
途中で閉じる仕様.1/1000秒はF4~F22、1/2000秒はF8~F22が必須.
そんな進化途上のまさによき時代のカメラ.ファインダー内部の二重像を
一致させるピント合わせが出来ないほどひどくはないが、いくらかは薄く
なっている.レンズはどこかがおかしい.なんだかコーティングのむらが
あるような.傷やカビかもしれない.トップカバーには何故かペンチ状の
もので何度も叩いたかのような跡.分解して無理矢理力ずくで修理された
痕跡かもしれない.そして金属製のボディは劣化してかなりくすんでいる.

28v22
28v23

はじめての撮影の途中でピント合わせに不具合があることが判明.近接の
場合ピントリングとファインダー内の二重像の動きが一致しない.ズレて
いるのだ.目測でピント合わせをしたほうがよかったかもしれない.近接
の被写体すべてがピンぼけに.なんともじれったい個体だ.希少品ゆえに
動作品を見つけることはかなり困難.この個体をなんとかすべき.レンズ
にも劣化があり写りもあまりよくなかった.光が写り込んでいる.多くの
カットが頼りなく淡いものに.レンズを掃除して,気休めに過ぎないかも
しれないが,ピント合わせにも注意をして,ピントリングのメートル表示
を参考にして、被写体までを目測で.そんなふうな撮影をまたふたたび.




コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。