動作に異常はなかった．完動品だ．撮影のモードがけっこうあり、私は
操作に手間取るかもしれない．１枚の写真に２あるいは４カットを撮影
しなければならない仕組み．連射のスピードも設定できる．慣れないと、
なにをどんなモードで撮るかは難しそうな予感も．しかしシャッターを
切っていれば、なんの意味もないカットの羅列になってしまいそうで…．
無意味でもいいのだが、分割や連射の写真では、なんとなくでも繋がり
が欲しいと思う．望む．それが自然ではないか．やはり中途半端である．
トイカメラはだから、まり好きになれない？ 私もそうなのだろうか．
３月中旬にオークションで入手を．送料を加えても500円以内の安値で．
たぶん動作するだろうという個体だ．高級レベルのトイカメラだという．
以下は確かメーカーの宣伝コピー．かつてない電子制御マルチモードを
搭載している．考えられる連写カメラの撮影モードをこの１台でカバー．
究極のマルチシークエンスカメラの誕生なのだ．…ごく普通のⅠカット
のみの撮影モードはない．それはそれで小気味いいのかもしれないが．
Babylon.4（SuperHeadz／TokyoLomoHeads）
●タイプ：35ｍｍ全自動4枚レンズコンパクトカメラ
●フィルム：標準35ｍｍフィルム 感度400まで使用可能
●レンズ：Ｆ930ｍｍ 写真サイズ：12ｍｍ×18ｍｍ ４コマ
●焦点：フリー 最短撮影距離：１m？
●ファインダー：光学ビューファインダー
パララックス補正マーク 遠近自動認識修正機能
●シャッター速度：電動1/125秒 1/60秒（フラッシュ時）
1/6秒（夜間撮影モード）
●セルフタイマー：電動セルフタイマー10秒
●フィルム送り：自動装填巻上げ 巻戻しは専用スイッチで
●フラッシュ：自動 オンオフ 夜間撮影
●写真撮影：４コマ同時撮影 ４コマ４種撮影
４コマ２種撮影 ４コマ連続撮撮影
●連続撮影：撮影間隔は0.712秒/0.456秒/0.216秒の3段階
●フイルムスピード：ＤＸフィルムISO100-400 自動設定
●LCDパネル：フレームカウンター バッテリーサイン ＤＸ表示
セルフタイマー 赤目軽減 フィルムサイン
巻上げ/巻き戻し フラッシュ 夜間撮影 写真モード
●電源：1.5Ｖ単三電池2本使用
●サイズ：115.2×64.5×45.5mm 159.6g=電池を除く
●付属品：フィルム ストラップ 単3電池 ケース 保証期間：１年間
＊１コマ１枚撮影：基本的にできない．１枚の写真には４コマ写る．
＊スイッチ：レンズカバーを開くことで、電源スイッチが自動的にオンに．
２分以上何も動作させないと自動的に電源が切れる．
ふたたびオンにするにはレンズカバーを再度開閉させる．
＊連写モードの場合はフラッシュは発光しない仕様に．
動きを追いかけるモードではフラッシュ光が追いついていけないため．
………１回のシャッターで１カットづつ撮影
：4つの別々のカットが並ぶことで、簡単にコラージュ的な面白さを体験
できる．ストーリを持った組写真を作ることも機械的な絵を作ることも、
そのアイデア次第で、さまざまなイメージを作ることが可能．
このモードではフラッシュも使用も可能．
………１枚の写真に４つのショットが写る
：36枚撮りフィルムで 36枚×4カット＝144カットもの大量な写真も撮影
が可能．この機能は幻のカルトカメラ PhotoBlasterが備えていたトイ
カメラマン待望の機能．君の写真の撮り方を完全に変えてしまう可能性
を秘めている．とにかくクセになる面白さ．
………１回のシャッターで４カット同時撮影
：４つの同じカットが並びつつも、微妙にズレが生じる分身モード．
一番スタンダードな撮影だけど、以外にドラマティックだ．カメラを
近づければ近づくほどズレが大きくなって非常に面白い．フラッシュ
も使用可能．～ビビットな色のものを撮るとPopartみたいな写真に．
ウォーホールみたいな作風も作れちゃう．
………１回のシャッターで２カット同時撮影
：上下別々に２つづつ双子みたいに異なるイメージが並ぶ．同じ風景を
上下ずらして撮影したり、まったく異なる被写体を並べたり、カメラ
を反対に構えたり、ユニークな画面の構成が可能．フラッシュも使用
可能．ココがオススメ！、に似たような被写体を並べて撮ってみたり、
同一の被写体を大胆に構図を変えて撮ると効果的．２つづつ同じ画が
並ぶことをイメージして撮影するのがコツ．
………１回のシャッターで４カット連続撮影
：いわゆる４連写カメラの機能がコレ．そしてここからが Babylon.4
のすごいとこ．驚愕の３スピードチェンジ．スピードが速ければコマ
送り写真みたいに、スピードが遅ければ４コマ漫画みたいに、遊び方
は無限大．スピードを速くすると速い動きを捉えることが可能、動き
の演出には効果的．あえてスピードを遅くしてもずれが大きくなって
面白い．自分が動きながら静止している被写体を撮影するのも独特の
効果に．（メーカーのHPより転載リライト）
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