キャノンの、往年のレンジファインダーのカメラ~Datematicには
フィルターもついていた。そして純正のストロボ~Canolite EDに、
おまけでフジフィルムの~DL-25というコンパクトも。カメラの
説明書も~古いカメラなのでこれがあれば助かる。これだけの品
をオークションで、動作は未確認ということだが,わずか一円と
いう額で落札ができた。送料は宅配便で数百円だった。
出品者の都合で、落札の日から2週間がたち、私はようやく手に
することができた。届いたカメラその他は、だいぶ汚れていたが、
なにはともあれ、まずカメラに代替の電池を入れてみた。見事に
動いてくれた。撮影ができそう。ストロボ内には電池の液漏れが
あったが、動作には問題がなかった。コンパクトカメラも動いた。
どれもが今も使える品だった。非常にうれしい。運がよかったと
いうべきか。フィルム室の,モルトの劣化だけがはなはだしいが,
とりあえず無視をしてフィルムを装填することに。感度は200を。
日曜日の午後。時間をかけて、ゆっくりと楽しみながら,カメラ
2台とストロボなどの掃除を。Datematicはモルト以外は、新品に
思えるほどのいい状態。ファインダー内には曇りがあるようにも
感じたが,ピント合わせの操作には、まったく支障がないレベル。
ピントリングに刻まれた白い人物や山のマークは,まるで目測で
ピントを合わせるゾーンフォーカスカメラのような雰囲気。だが
このカメラは、被写体の二重像を合致させるレンジファインダー
である。デートの機能は、私は使うことはないはず。写真に写り
込まない設定にしておいた。撮影がとても楽しみだ。
おまけのコンパクトカメラは妙に大きくデザインがひどい。海外
向けの機種のようだ。試写をしてみるかどうか、私は悩んでいる。
我が家のキャノンのレンジファインダーカメラは,これで5台目。
(そのうちの一台はこの春、カメラ店に何故か売ってしまった)
Canon Datematic。日付が写し込めるというカメラの、最初機の
ものだろう。そのことには私は興味がないが。この個体はレンジ
ファインダーであること,40mm/F2.8という、比較的、大口径で
明るいレンズがついているということ,姉妹機デートマチック E
がとても素晴らしい写りをしていたこと。そしてなによりオーク
ションで超安値だった、という理由で私のもとへ。。即決価格が
一万円との設定もしてあったのだが,それは私の感知することで
はないし…。ただ動作はすべてが未確認。送料のみの支出だから,
まんがいちジャンク品だったとしても私は後悔はしなかったはず。
根拠はないが,たぶん使えそうだという強い?予感があったし。