動作確認をしていると、オートでの露出時に、ファインダーの内部に
表示される、露出の指針~シャッター速度や絞りの数値が、たとえば、
戸外であっても、いやに開放値に近い絞りになっているので、精度が
劣化しているのかと感じていた.不安になっていた.だが他のカメラ
のことで見知らぬ人物のブログに、似たような記事を発見.メーカー
や時代の好みで、わざと開放値あたりで撮影するようにプログラムを
されている.人物撮影ではそのほうがボケ味が出てよく写ったように
感じられるから.より高速で絞りはかなり開けた露出.だが私は街中
でのスナップ派?なので、戸外ではふつうに絞り込んだ、被写体全域
でピントが合うような、即興的な撮影方法が好きなのだが.そういう
わけで、このヤシカのハーフサイズカメラの「Half 17」も、露出計
に異常があるのではなく、意図を持って作られ、現在も機能は正常だ.
そう思っていいようだ.撮影の結果も良かった.ヤシからしい濃密さ
が感じられる.レトロ風味のそのボディデザインも嫌いではないし.
ISO200/24枚撮りのカラーネガフィルムを使用.
半分は、Ricoh Auto Half で.
1~11?愛犬までオート撮影/12~22寝室までマニュアルで
つづきはこの Yashica Half17で.
1寝室とキャル~最後までオート撮影だったか?
Yashica Half 17
●型式:35ミリハーフサイズレンズシャッターカメラ
●適合フィルム:35mm=135判 ●画面寸法:24×17 mm
●フィルム送り:背面ダイアル巻き上げ クランク巻き戻し
●ファインダー:近距離補正マーク付きブライトフレーム
ビューファインダーマーク距離表示 露出連動範囲表示メーター
●レンズ:Yashinon f=32mm F1.7 目測式距離合せ 直進ヘリコイド
●露出制御:Autoサークルアイ方式 セレン光電池機械式プログラムEE
バルブ マニュアル(ストロボ用=1/30秒)F1.7-16
●シャッタースピード:Auto(1/30~1/800)B 絞り羽根兼用機械式
●ピント:目測最短撮影距離0.8m ●ASA:12~400
●フィルター径:52mm ●フィルム計数:順算式
●サイズ:H70 W115 D52.450g ●発売:1964年