blueな日々

( Art で逢いましょう)

あきらめには意味がない

2006年09月11日 | 2006~奇妙な

E59p

月曜日の朝。ベランダから外を眺めていた。
多くの人が、それぞれの家から急ぎ足で、出かけてゆく。
出勤の時間である。また新しい、あるいはかわりばえの
しない一週間がはじまった。私は、すっかり秋の気配を
ただよわせた、外気の中にいて、コーヒーを飲んでいる。
クリアな空気が胸に充満する。こんな時、人は、微妙に、
無意識にも、人生を悟ることがある。勇気がわき起こる
ことがある。あきらめには意味がないことにも気がつく。
私は単純に、今日から金曜日まで、忙しい週にしようと、
心に命じる。身体に命じる。~土曜と日曜日には休息を。

というわけで、今朝はまず「履歴書」を仕上げた。今週、
面接予定の、マンションの管理人の仕事、に向けたもの。
先週、ハローワークから紹介状を受け取っている。今日、
募集先の会社に自分でアポする。面接日を決めてもらう。
採用されたら~可能性が0ではない~仕事は来月の1日
から開始。今月中、管理人業務の基本的なトレーニング
を受けることになるのかもしれない。自分でも、ネット
や書籍などで事前に、勉強するつもりではいるが。

郵送する履歴書2社分は明日。それぞれの職種にあった
内容に仕上げる。別の管理業務と、資格不要な介護職へ
の応募だ。老人介護については身体的な不安がいまだに。
勤まらないかもしれない。腰の持病が完治しているわけ
ではないので。ギックリ腰のみを心配している。

ちょっと休憩して、煙草を吹かしていた。
もの思い。ぼんやり。内面の、分断されたマップを拾い
集めていた。生きてきたそれぞれの時代に私が体験した
出来事、私自身を形作ったであろう経験。それらを私は
統合して、ひとつにまとめる必要があるのだ。全人格的
な姿で、残された半生を~あと20年を希望する~生きる。

少ない回数であっても、なるべくバランスを考えた食事
をして、身体も動かす努力を、飲酒は適量~たくさんは
飲めない、煙草はやめずに。長ければ、あと20年、この
身体は生き延びてくれるかもしれない、と思うのだが…。

仕事場と台所を掃除した。愛犬をブラッシングしてから
風呂場で身体を洗ってやった。ドライヤーの温風で毛を
乾かした。むさ苦しく、そして臭っていた彼女キャルは、
もとの可愛い姿に戻った。昨日、洗濯していた夏ものの
衣類などをたたんで、衣装ケースにしまった。秋ものと、
ちょっと早いが冬物の一部を、押し入れから取り出した。

面接は今日の午後7時30分に決まった。遅い気もするが。
マンションの管理人室へ出向く。私が最後の面接らしい。
この求人には10人の応募があったそうだ。別件でハロー
ワークに問い合わせたついでに、この求人情報の経過も
聞いてみた。中高年向けの求人なので、逆に競争が熾烈
かもしれない。私はどこまでハングリィになれるか?

髪も身体も昨日洗った。出かける前に、ひげを剃るだけ。
そうだ、入れ歯のチェックを忘れないように。まだ発音
が変なのも~入れ歯のせいで、おぼつかないことも気に
はなるが。仕方ない。涼しくなったのでスーツ姿は苦に
ならないはず。今、準備した。


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