blueな日々

( Art で逢いましょう)

聞こえない声もある

2009年03月07日 | 09~春
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これも色あいが好きな写真だ。ピントが甘いが、それは私の今後の課題。
老眼の進行が原因でもあるが、撮影の瞬間に、私は何故か身体をふるわ
せてしまう。不思議に感じる。昔、床屋で耳もとに剃刀の刃があたれば、
必ず一瞬、身体がふるえていた。おなじ何かの深層心理が隠されている
のかもしれない。トラウマがあるのかもしれない。カメラ~写真の撮影
とどんな関連があるのかは不明だが。とにかく私はふるえる。手ぶれや
ピントのぼけ具合など、意図したものではないだけに、何とか対応しな
ければならない重要な問題である。写真撮影の基本でもあるから。
*以上、先月の上旬に書きかけていたもの。
 他の記事の内容につなげるつもりのものだったと思う。

ブログにアップするための写真を、デジカメでわずかに撮影するだけに。
もう半月以上、好きな古いカメラを手にすることがなくなってしまった。
もちろん犬の不法飼育の問題が起きてからだ。自宅に引きこもっている。
家を出るのはわずかに。通院や食材や煙草の買物。本を求めて図書館や
古書店へさまよう。それくらいに。犬を連れてカメラを持って、散歩に
出かけることができない。存在しないはずだが、他人の視線が恐ろしい。
私への悪口の声も聞こえてきそうな。そんな怖さがつきまとって。

昨日は『鳥類学者のファンタジア』を読みはじめた。軽快すぎる語り口。
物語がゆっくりと進む。全七百ページ。先は長い。私はたまにいらだつ。
時空を飛ぶ主人公。うらやましいな。彼女はジャズのピアニスト。私は
ジャズも好きだが詳しくはない。家には何本かのカセットテープがある。
ひさしぶりに聴いてみたくなった。私はチャーリー・パーカー=バード
を知っているだろうか。聴いたことがあるだろうか。わからない。




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