blueな日々

( Art で逢いましょう)

Pen-Dを使う

2009年04月29日 | カメラたち
42911
これはオリンパスのハーフサイズカメラPEN-Dで、昨年の12月に撮影
したもの。露出を間違えたようだ。現像を増感でもさせたような粒子
が荒い写真になってしまった。それなりに雰囲気はあるが、なんとも
いえず古めかしい。カラーでは発色が悪かったので、モノクロに変換。

42912

Pen-Dはピントは目測、露出計~セレンの精度は不明だが今もちゃん
と生きている。小型でずっしりと重たく、金属の冷たい感触も素晴ら
しい。昔、少しずつ買い集めていた古いカメラの中の一台だ。十数年
ぶりに使ったら、写真の出来はいまいちだった。マニュアルカメラは、
長年放っておけば持ち主を嫌うことがある。今回、私は露出の設定が
おぼつかなくとまどっていた。このカメラをひさしぶりに使ってみて、
その魅力が半減していた、というか、操作をほとんど忘れていたので
非常に使いづらかった。試写を終えて現像をしたら、いい写真が少な
かったので、私はショックを受けたのだ。露出の難しさを再確認した
ような結果になった。近いうちにたぶん、再度、試写を試みるつもり
でいるが、このカメラは、代理のオークションに出品して、手放して
しまうことになるかもしれない。いい状態を保っているので、高値で
も売れると思う。私はコレクターではないので使わないかもしれない
カメラを、いつまでも持ちつづけるつもりはないのだ。PENシリーズ
は初代とFかFTがあればいいと考えている。どちらも高い買物になる
ので、いつ自分のものになるのかは不明だが。左はPEN-Dで~味わい
のある色あいだがフレアが出ているようにも。葉を茂らせていた頃。

42913

右は、この木の現在の姿。これはデジカメで撮影。Pen-Dは昔は好き
なカメラだったが、今、手に持ってもなじめない。悩ましいことだ。
(以上、2月上旬に書いていたもの)

何故か、手放すことを考えていたが、なんとなくさわっているうちに、
このカメラの魅力を思い出している私。たぶん撮影の結果が気に入ら
なかったのではないのか。露出もふくめて操作ががすべてマニュアル
なので、ひさしぶりに使って、とまどっていたのだろう。あらためて
フィルム~ASA100を入れて、撮影してみようと思う。




コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。