blueな日々

( Art で逢いましょう)

しかしそれは~Zenit-C:USSR

2011年03月29日 | ●Camera:Single lens reflex
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旧ソビエト製の一眼レフカメラ「Zenit-C」に、たぶんおなじ会社で
作られたコピーライカの「Zorki-1」のレンズ「偽エルマー50mm/f3.5」
を装着して,フィルム一本24カットすべてでマクロ撮影をしてみた。

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どちらのカメラも基本はライカのコピー機なので,レンズのマウント
もライカとおなじL型である。ただしマクロ撮影専用になってしまう。
私にはよくわからないが,作りがそうなっているので,マクロ=接写
以外の使い方自体できない。しかしそれはそれでおもしろいのでは?

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カメラは完全なマニュアル撮影機種なので,露出はおおよその、私の
感触で撮影をしてみた。2枚の自画像はシャッター速度1/30秒で絞り
は開放のf3.5。それだけはおぼえている。最初に撮影したものだから。
他のカットはもう記憶にない。明るい窓辺に小物を持ってきて撮影を。

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またあるいはベランダで,鉢に接近して植物たちを。レンズ前面から
およそ15cmくらいの距離だけにピントが合うのだ。すべての被写体
に私とカメラが接近して撮影を。接写ばかりだが、おもしろい写りだ。

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カメラとレンズはこんな感じに。普段は純正?のパンケーキ型に近い,
厚みのないレンズなので、バランスよくコンパクトなカメラなのだが,
Zorki-1の、偽エルマーレンズを装着すると,正面から見るとそうでも
ないが,レンズの長さが落ちつけない不格好な姿に見える。もともと
は沈同式のレンズなのだが,このカメラ=Zenit-Cのボディに収納する
ことはできない。ミラーに接触してしまう。変則的な使用のみが可能?

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逆に,Zorki-1にZenit-Cのレンズ=インダスター50、を取りつけたら,
無限遠にはピントは合わないが、近くの被写体だと撮影ができそうだ。
どちらのカメラでもレンズを交換してマクロ撮影をしてみたくなった。

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と思ったが,Zorki-1+インダスター50では、何故かシャッターを切る
ことができなかった。ピント調節に関連がありそうなボディ内の部品
とレンズが噛み合っていないから? 壊してしまいそうなので中止を。




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