blueな日々

( Art で逢いましょう)

ふるい古い~Kodak Retina

2011年03月21日 | カメラたち
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ふるい古いカメラ。昔ドイツで作られた「Retina-010」~ゾーンフォーカス。
完全なマニュアル操作機。目測でのピント合わせや、露出の失敗もたまには
あるが、しかし、それも撮影の楽しみのうち。シャッターの最高速 1/500秒
は私はほとんど使わない。故障する可能性が怖くて。絞りは f/16まである。

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フィルムはいつも感度100のカラーネガを使っている。露出が適正なときは
いい写りをする。最短撮影距離は1m。中距離までのピント合わせは小刻み
に設定をしなければならない。なるべく絞り込んで、被写界深度を利用して
ピンぼけを防ぐようにしている。やや薄暗い室内では、開放値に近い絞りを
使うので,ピント合わせは慎重に。それでもぼけてしまうこともよくある。

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普及品ではあっても,名玉のレンズ=クセノールのf/3.5なので、その写りは
素晴らしい。高級品のエクター?だったら、いったいどんな写りをするのだ
ろうか。想像してもわかりはしないが。やはり欲しい。高額ではあるが。

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コンパクトなボディのサイズではあるが,すべてが金属で作られているので,
重量感がある。実際に重たい。使用時にはカメラ底部にある三脚用のネジ穴
に専用のストラップを取りつけている。落として壊したくないから。季節が
暖かくなったらウエストポーチを買って,その中にカメラを入れ腰に巻いて、
外出をしようかと考えている。このカメラは毎月一本はフィルムを通したい。
ずっと使っていれば、たぶん不具合は起きにくいだろうし。簡易なオーバー
ホールも昨年に修理専門店で受けているので。お気に入りのカメラなのだ。




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