2度目の撮影.すでにかなりお気に入りのカメラ.これからも撮影回数は
増えてゆくだろう.操作性はシンプルで、露出の範囲も基本的.老いはじ
めていろいろと失念をする私も安心して使える.撮影を楽しめる.写りも
期待できる.そんな予感あるいは実感.世界的名機の初期の蛇腹カメラだ.
Zeiss Ikonの「Ikonta」~たぶん520orA521というモデル.だが私はただ
単純にⅠ型 と呼んでいる.今回は、セミ判の横幅いっぱいを使い 35mm
フィルムで撮影.かなりワイドに写っているはず.パノラマ的なカットに.
感度200/36枚撮りの35mmカラーネガフィルムを使用.
セミ判=4.5×6 の横幅いっぱいを使用.縦は35mmの縦位置.
巻き上げはノブを 1+1/2回転.22枚撮影.
1.寝室 1/25 4.5 5m 2.自転車 1/100 8 3m 3. 窓 1/100 8 4m
4.鳩 1/100 8 無限 5.ベンチ 1/50 8 3m 6.駐輪 1/50 4.5 3m
(7~10 non flame)7.1/100 16 標識 8.1/100 16 橋へ
9.1/100 22 田んぼ 10.1/100 22 通り 11.1/50 5.6 1.5m 人形
(12~17 non flame)12.植物 1/100 8 1m 13.植物 1/100 8 1.5m
14.盆栽 1/100 8 1.2m 15.店 1/100 8 2m 16.家 1/100 16 無限
17.家 1/100 22 無限 18.夕暮れ~山 1/100 8 無限
19.棚から 1/50 5.6 2m 20.南を 1/100 8 無限
21. 仕事部屋 1/25 4.5 3m 22.小鳥 1/25 5.6 2m
いい写りである.徐々に、このカメラの特性に、私も慣れはじめているの
かもしれない.以後、もっといい写りを期待できるはず.そしてそろそろ、
本来の120ブローニーのロールフィルムで、撮影をしてみたくなった私だ.
Zeiss Ikon Variant:Ikonta(520 or A521)?
Zeiss Ikon Ikonta 520 + Novar Anastigmat 4,5 F=7,5cm Telma
●型式:4.5×6判 スプリングカメラ
●使用フィルム:120フィルム
●レンズ:Novar-Anastigmat-Anastigmat 1:4.5 F=7.5cm
●シャッター:T. B.1/25.1/50.1/100秒
●絞り:4.5-5.6-8-12.5-18-25
●ファインダー:逆ガリレイ、自動起立
●焦点調節方法:前玉回転
●発売年:1933~40年
●Manufactured by:Zeiss Ikon,Stuttgart, Germany.