山蟻狩猟日記

狩猟の日記です。狩猟、有害鳥獣駆除、個体数調整、射撃、罠猟、銃猟、獲物の利活用についての備忘録です。

血のり

2010年09月10日 | 動物の痕跡
雪面に落ちたシカの血です。



半矢(手負い)の獲物を追うときの手がかりになります。



半矢を出さないように努力するのはもちろんですが、



やってしまったら追いついて撃つほうがいいと思います。



半矢を追跡するのを諦めて、あらたに他の獲物を探すよりは、明確に痕跡を残していく半矢個体のほうが捕りやすいからです。


ちなみに、半矢にしたら10分なり20分なり、しばらく時間をおいてから追いかけるのよいと思います。


致命傷ならば、その間に近くで死んでいてくれるからです。


生きている間に追いかければ、生きている限り逃げますので、時間の無駄です。


致命傷でなければ、走っている獲物を追いかけても決して追いつけないので、これも無駄です。


致命傷だけど、ほっておくと獲物が崖から落ちそうなときだけ、短距離をおいかけるのはありだと思いますが。

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