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馬の念仏…本壽院

2013年10月09日 09時02分52秒 | 日記
クリニックの診察を終え、、地下鉄平和台駅に向かって歩くと、立派なお寺がありました。
1年半通院して、今回初めてこのお寺に出合いました。



久遠山・本壽院 
日蓮宗のお寺です。

門の中におそるおそる入ると、植木の中から頭を出している赤いものがありました。

郵便ポスト 
笹薮の奥に埋もれています。
なんでこんなところにポストがあるのだろう…?

本堂に向かって歩みを進めると、今度は百度石です。

百度石は、お百度を踏むときにこの石から本堂まで100回お参りします。

お寺の門をくぐったのは…庚申塔を探していたのです。
本堂まで行ってもないので戻ると、門のところに掃除をしている男性がいました。
『庚申塔…ありますか?』とお聞きしました。
『庚申塔はないけれど、もっと珍しいものがありますよ』と案内してくださいました。


舟形光背・僧形馬頭観音 (練馬区登録有形民俗文化財)
衣を着て、数珠を持ち、座っている馬頭の姿です。


左の耳が欠けていますが、すっきりした馬面の石像です。


立て看板 (練馬区教育委員会)
文政6年(1823年)6月20日に建立されていました。
頭が馬で、身体が人間の馬頭人身像は大変珍しい存在だそうです。

庚申塔はなかったけれど、珍しい石像に嬉しくなりました。
でも、耳が欠けていたので、ふと「馬の耳に念仏」という故事を思い出し、ニヤッとした私です。


※10月10日にタイトルを変更しました