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各アワード発表式、という名の飲み会

2024-07-21 08:03:28 | 日記


猛暑ときどき嵐、という久しぶりの工房宴会です。
雨の中、駆けつけてくれたひとを救助中。


新メンバーも増え、楽しい楽しい仲間たちのいつもの感じです。
乾杯ばっかやってます。


だけどこの日は特別。
工房展の各アワード発表会を兼ねてるのです。


各賞受賞者さんには、こんなんがもらえます。
近所の酒場の顔パスチケット。


チケット、という点で顔パスじゃないんですが、ようするにしはんの顔のパスチケです。
記載金額分がサービスになりますよ、おいしいものをたくさん召し上がってちょうだい。


受賞の瞬間の模様をごらんいただいてます。
詳報は後日にまた。


よかったね。


しあわせな工房です。
飲み会は、おおむねふた月に一度。
参加したことがないひとも、ぜひ飛び込んでみて。
おいしいものに舌鼓を打ちながら、笑い転げっぱなしの数時間です。

東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園


夏休み、ちびっ子陶芸ワークショップ

2024-07-19 21:33:02 | 日記

夏休みのちびっ子陶芸体験さん、大募集中〜!
体験にはいつきてくれてもいいんだけど(通常の自由めな制作)、8月2日(金)9日(金)に限定で、特別なワークショップ「土風船を使ってワンランク上のやつをつくってみよう!」を開催するので、よかったら参加してね。


土風船ってのは要するに、中身が空っぽの土玉です。
粘土が中空で、風船構造になってるわけです。


これをベースに、面白い工作をしてみようってわけです(土風船は、工房側が用意します)。
どんなちびっ子も燃えちゃうんだよな〜。


これぞ自由研究!ってのができちゃいますよ。
しかも、お母ちゃんの手をわずらわせなくてもね。


パーツをじゃんじゃんくっつけて、お気に入りをつくっちゃおう!
4歳くらいからできますよ。


ついでに後ろに穴を開ければ、貯金箱になっちゃうってわけ。
500円玉で10万円は貯まるんだぜ、すっげ〜。


かわいい動物が人気。
だけどちょとまって、せっかく貯めたって割らなきゃ出せないじゃん!


・・・ってひとは、穴を大きめに空けちゃえばいいのさ。
寝てるうちに父ちゃんにくすねられないように気をつけろ〜。


デザインは、きみのアイデアしだい!
めちゃかわいいのをつくって、大人になるまでにたんまりとひと財産たくわえるのだ〜。


だけど、つくれるのは貯金箱だけじゃないんだぜ。
花びん〜。


バリスタ(スタバの店員さん)がミルクを注ぐやつ〜。


りんごのフタもの〜。
こいつがまたかっこいい。


一周ぐるりと切るだけで・・・


楽しい宝箱になっちゃうのさ〜。
ダイヤモンドも隠しておける〜。


土玉を使ってなにをどうつくるのか、考えるのはきみだぞ。
一生で一度きりのこの夏に、本気を出してみろ〜。


ちびっ子陶芸ワークショップ「風船づくりの巻・2024」は、8月2日(金)9日(金)の二日限り!
午前10時〜出来上がるまでのフリータイムで、費用は材料の土風船込みの2800円です。
両日とも、定員は先着の8名さま。
気軽にお申し込みください。
お問合せ、ご予約は、
お電話・・・03-3925-9978
メール・・・forestfish@mail.goo.ne.jp
まで、いつでもどうぞ(ワークショップじゃない日時自由の陶芸体験は2500円で、こちらも募集中!リンクは上の画像をタップ)。


お待ちしてます。
この夏、ちびっこのやる気に火がつく!
人類よ、幼いうちから陶芸をせよ〜!

東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園


画期的!ジョイント式

2024-07-19 08:42:02 | 日記


コダマさんの時間です。
彼の少女製造スキルは、ここまで進化を遂げてます。


パーツをそれぞれに成形し、焼き上げまして、最後に合体させる方式。
まったく、楽しんじゃってますね。


お、うまくおさまってるようですよ。


こいつをどう焼くか、が目下の最大の問題です。
台座で立てて焼きますが、ゆがまないか心配。


焼き上がりました。
無事に台座からはずれるのか?


はずれました。
無事に上下半身、ジョイントするのか?
ハマりまして、ほっとひと安心。


いやいや、まだまだ、無事に腕はハマるのか?プロポーションは?動きのナチュラル感は?
・・・すべてがどきどきの作業です。
こちらの完成形を工房展で見逃した方は、展の模様と個別に作品を紹介する「けっさくWorks」のページでごらんください(上の画像をタップで飛べます)。
個性豊かな生徒さんたちの、とんでもない作品が目白押しです!


さて、コダマさんはすでに新作に取り掛かってます。
いちばん大変なベースづくりを終えたところ。


ここからはディテールに・・・つまり凝りに凝ったコスチューム制作に時間をかけます。
愉快な時間のはじまりだあ。


ジョイント具合いと、プロポーションにも目を配ります。
彼の果てしない戦いの苦悩と愉悦は、死ぬまでつづきます。

東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園


やるきまんまん系

2024-07-18 07:31:19 | 日記


やるきまんまん系、今井くんです。
マジメ一直線。
言われたことは必ずやり遂げ、確実に覚えていきます。


サウスポーで、正確を期し、着実に。
仕事はゆっくりだけど、すじはいい。


お父ちゃんにプレゼントするマグをつくってます。
コーヒーを飲むので、コーヒー豆をアレンジしたアクセント。
いいね。


ハンドルも頑丈にね。
こうした信頼のおける仕事から、愛は伝わるのです。


陶芸が楽しくて楽しくて、それがあふれ出てきます。
どんどんうまくなって、ご両親をびっくりさせちゃいましょ。

東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園


豆知識の時間

2024-07-16 21:09:43 | 日記

この平和な陶芸ブログにたまにぶっ込まれる、豆知識コーナーのお時間がやってまいりました。
「そんな知識、なんか意味あるの?」と言われて腰を抜かしたことがあるんだけど、ものの本質を理解するという作業の素晴らしさをぜひ知ってほしいの。


例えば、この世界って、どこまでもひろがる平原じゃん。
その頭上を覆う丸い天井が東から西に回転して、星は動いてる。
太陽と月には特別なレールが用意されてて、一日に一度そこを運ばれていく。
あったりまえの事実だよね、主観的には。


ところが、七つか八つばかりの大きな星だけは、天球の流れに従わず、昨夜あっちに出たかと思えば、今夜はこっち、明日はどっち・・・という具合いにうろうろとさまよってることにあなたは気づくだろう。
そこで探究がはじまるわけだ。


ようく観察してみると、その中の二つの星、すなわち水星と金星は、太陽の周りをぐるぐると回ってることがわかる。
なにしろこのふたつは、昔から暁の明星(あかつきのみょうじょう)、宵(よい)の明星といって、明け方と夕刻にしか姿を表さない。
すなわち、太陽周辺にしか。


あの二つの星が太陽の周囲をめぐってるとすると、太陽とは地平を隔てたところまで放浪するあの火星、木星、土星・・・などはどうなっておるのか?
これまたようく観察してみると、おいおいどうやらあれらの星も、地球をまたぐ軌道でぐーるうう〜・・・っと太陽を周回してるようだ、とわかる。


動かない地球と、その天球上をめぐる太陽、そしてその太陽をめぐる星々を図説するのに、プトレマイオスは地球を中心にして、まるで歯車式の時計のように複雑なメカニズムを描いた(天動説)。
神さまとはこれほど難解な天体構造をお考えになるのだなあ、さすがさすが、と。


ところがあなたは、プトレマイオスが見落としてた天体の仕組み、しかも最も重大な事実についに気づく。
すなわち「この地球も太陽の周りを回ってんじゃね?」って点。


太陽の近くをめぐる水星、金星と、太陽から逆サイドまでを大きくめぐる火星、木星、土星・・・の間に、地球もまた軌道を取れば、この全天の運動にうまく説明がつく。
主観と客観が素晴らしくうまく噛み合う。


しかも、プトレマイオス式の周転円(小歯車)をふんだんに配置した猥雑極まるカラクリよりもシンプルに図説できる。
天体のすべての運動は同心円上、という形で。
こうまで美しくあってこそ、神さまの仕事じゃね?


知識のないひとは、地上からの狭い視点だけで夜空を見上げて満足する。
そこ止まりでもいいけど、知識を持つだけで、あなたは宇宙からの広大な視点を手に入れるんだ。
神さまが創造したメカニズムそのものの理解によって、神さまがごらんになった光景が拝めるんだよ(ここからさらに進んで「神さまの不存在」の説明まで可能だ)


知識を持つのは、必要だからって喫緊の理由だけじゃなく、人生を豊かにするため。
勉強していろいろ知ってかしこくなろうってのは、社会をうまく渡ってくためじゃない。
知って面白がれる人間は、きっとしあわせだと思うんだよ。
夏休みの子供たちよ、宿題を捨て、本当の勉強をせよ〜(しはんは夏休みの宿題をすべて白紙で提出してたぞ)。

東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園


器用

2024-07-16 08:52:05 | 日記


あずさんです。
ケーキのアイシングの要領で、小さなアクセサリーつくり。


小穴を開けたビニ袋から、ドベを絞り出し。
いっちん班、激増中。


こちらは、くり抜き箱。
かたまりでつくって切り糸で上下に両断し、中身を掘り出していきます。


精密さで勝負。
厚みも均一にね。


きれいに噛み合いました。
プレモルで乾杯ですね。
つか、飲みながらの作業のひと、最近増えてきてうれしい(お酒は5時をすぎてからネ)。

東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園


大きな子、ブラッシュアップ

2024-07-15 07:25:05 | 日記


11、7キロもの、無事に亀板から分離。


削ります、が、容量を増やしたいので、内側を。


くるくるくる〜・・・削りくずです。
カンナ一閃、きれいに巡らせたもんですね。


る・・・


削り上がり。
素焼きをし、汚水の沈殿物をためて、天日で乾燥させるのに使います。


現役くん。
がんばれ。


経年劣化していくので、たまにこんなのを挽かなきゃなのです。
腕前を錆びさせない、マイルストーン代わりにも。

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ろくろ、たのしや

2024-07-14 06:10:22 | 日記


みーさんがろくろに初チャレンジ!
この教室に入ったからには、ろくろをやんなきゃですよ。
とにかく、信じられないスピードで上手くなれます。


5分で土ゴロシをクリア。
あっという間になにもかもできるようになり、すでにほったらかしの状態。
もう教えるものはなにもない(ことはないが)、好きに挽くがよい〜。


そして、早くも質を突き詰めにいってます。
カンのいい子。
手に入れたものを、ひたすら磨き上げてちょうだい。


のりこさんも、満を辞してろくろに参戦。
昔、ちょこっとだけやったことがあるというけど・・・


もう平気。
この5分で、断然上手くなっちゃいましたよ。
あとは数を挽いていくだけ。


コロシから玉取り、成形までをひとりでやった、ここでの処女作品が完成。
なかなかのクオリティですよ。


おっと、隣で横山くんが妙な動き。


大物をつくっておりました。
おお、伸びてます伸びてます。


形もよろしい。
さすがは古参の先輩。


こんなのになりました。
が、気に入ってない様子・・・


そんなときは、割いちゃいましょ。
さくっとな。


こうして、質を確かめます。
油断したか、ちょっと厚いですね。
今一度、精進しましょう。


マネをして、のりこさんもサクッとな。
処女作をか。


ほわー・・・攻めてますね。
薄づくりで均等厚。
このへんがうちのアベレージなクオリティ。
他のみなさんも、どんどん挽いては割いて、自分と向き合って、腕を磨きましょう。
ろくろ、たのしーい!

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夏休みの陶芸体験さん、大募集中!

2024-07-13 07:20:19 | 日記

夏休みの陶芸体験さん、大募集中!
開催枠がぼちぼちと埋まりはじめてます。
お問い合わせ、ご予約は
メール・・・forestfish@mail.goo.ne.jp
お電話・・・03-3925-9978
まで、お気軽にどうぞ。
くわしい情報は、下の画像をタップして「東京で陶芸体験、学園計画!」をごらんください。


ハワイやバリ島にいけないご家族は、学園の片隅に楽園があることを思い出すべきですね。
天国にいちばん近い島よりも近い〜。
みんなで一緒につくれて、たのしくてすてきな作品が残って、ヘヴンリィサマ〜(しかも2500円なんて、割引きさまさま〜)。


ふたりが親密になるにも最適。
・・・おっと、野本くんがガールフレンド(彼女ではないらしい)を指導中。


体験さんのろくろはご遠慮いただいてますが、ま、こういうせいしゅんがあってもいい。
ロングサマーの自由なひととき〜。


女子おひとりってのが、最近の陶芸の主流。
心穏やかに集中して自分を整えるもよし、意欲に燃えてこもってたものを解放するもよし。
とても大切な時間ですよ。


楽しい時間を過ごして、しあわせを持ち帰ってくれたらうれしいです。
決まったことなんてなくて、思い思いにやりたいように、が基本スタンス。
もちろん、指導はしっかりしてますが・・・


自分がよければそれでいちばん。
きっと忘れられない夏になりますよ。
なにしろ、このお茶碗が今後は食卓に並ぶことになりますので。


工房は20周年を迎えました。
その間に足を運んでくれた20万人(当社概算)のひとに感謝!
今後も20年がんばる心づもりです。
全世界の全人類に陶芸をしていただけますよう、今後も努力をつづけてまいりますので、おめーらもがーんばーれよ〜う。

東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園


20年アニバーサリー

2024-07-12 05:54:00 | 日記

本日で、森魚工房は開窯20周年!
老舗と言われていいスキルと信頼と格とを獲得できましたかどうか。
今後20年も、みなさまのご愛顧を賜れますよう、精進いたします。


ででん!
20周年記念〜。


のわりに、11、7キロ〜。
いいな〜。


このボリュームです。


でででんっ!
ろくろで挽きます。
みんな、3キロだの5キロだので苦労なさってるんで、お手本をごらんに入れる。


土ゴロシ、芯出し。
3分で完了。


高さ方向に直線挽き。
と、底締めは入念にね。


張り出しで、窯にちょっきりおさまる45センチのちょいオーバー(乾燥収縮でピッタシの計算)。
15分で挽けちゃって、汗ひとつかかんかった。
わし、ひょっとしてろくろうまくなっとるかも。


サイズ比較係のひと、登場。
行水が浴びれそうです。


ひと仕事終わったぜえ〜・・・
って、わしがな。
おまえ、ちゃうやろ。

東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園