ゴールデンウィーク初日!(しはんにとって)
最悪の一日がスタートを切ろうとしていた。
井の頭公園で野天市(アートマーケッツ)!
6時起きで乗り込んで場所を確保し、さあ展開。
・・・しはじめたが、なにかを忘れてるような・・・
そうだ!小銭を全部忘れてきた!
人々が詰めかけはじめてて焦る・・・
あわててコンビニに両替をお願いしにいったが「できません」とけんもほろろ。
ATMにも駆け込むが、900円を何度か下ろすのに手数料を支払うのもバカバカしい。
ドンキで58円の歯ブラシを買ってお釣りをもらいながら、そうか自動販売機でジュースを買ってお札を崩せばよいではないか、とはたと気づく。
まんまと小銭をせしめてブースに戻って尻を落ち着けると、今度ははて、なんだかからだが軽い・・・
なんと人生初、スマホを落とした!
いよいよあわてふためいて、行き来した道を探しまわるが、見つかるはずもない。
最後の最後に吉祥寺東口ポリスボックスに駆け込むと、「それらしきスマホが、西口交番に届いてるようです」と歓喜の知らせ!
なんとアルソックさん(奇跡)が拾って届けてくれてた。
若い警官が、スマホの特徴を言ってみて、というので、外側カバーの色と模様を説明するが、それでは不十分だという。
「では、待ち受け画面はどんなですか?」と聞いてくるので、「札束を数えるよめはんです!(上画像)」と答える。
相手はニヤリとして、「・・・正解!」(とは言わないが)。
かくて西口まで走り、スマホを取り戻した足で再びブースに駆け戻るが、二時間半ばかりも損した。
戻ったところで、なぜかオレの器販売ブースが客で沸騰、爆売れ中!
なにを頼んだわけでもないのに、隣席でアクセサリーを売るお嬢さんと昭和のおねえちゃんが額に汗して対処してくれてた。
あわてて助けに入り(?)、この日の瞬間最大風速を最大効果のまま維持しつづける。
・・・という、最悪ではじまって最幸福で終わった連休初日でした。
みなさまも、楽しい連休を!
陶芸教室も、普段の火水休み以外はフルオープンしてるんで、よかったら遊びにきてね。
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
金田母娘、ろくろ対決!
楽しいゴールデンウィークです。
お母ちゃんは、かっこよく挽けた大皿の高台削り。
自分史上最高傑作に仕上げろ〜。
娘のいちかちゃんは、中一になりました。
いっぱしの陶芸家の背中。
だけど、器の底に穴を開けちゃいました。
これはこれでいいの、植木鉢にしちゃう。
底厚がなくて丸く削った器は、三本足に。
こんな造形もお手のもの。
ママと過ごして、大充実の休日です。
すぐに部活の方が楽しくなってくるんだろうなあ・・・
この年頃の日々を、親子とも大切にね。
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
陶芸をする楽しさを隠そうともしない、今井くんです。
長い土ヒモを何本もつくって・・・
おっと、そいつを編み込みはじめました。
格子状。
さらに装飾的に。
自分で発明したつくり方、そして模様のようですよ。
すしざんまい!・・・じゃなくて、箱根の寄せ木細工みたいなやつ、出来上がり!
コースターが好き!まで隠そうとしない、今井くんの傑作でした。
来月も陶芸もたのしみだー。
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
情報が古くなってきたチラシを新調しようと思って、マンガを制作中です。
しはんはこれでも一応、スピリッツデビューでヤングジャンプや少年チャンピオン(あと陶芸誌二冊)の連載作家。
ネームから原稿に起こして、下書き。
そして、セリフをペンで書き入れ。
ペン入れ、というやつ。
消しゴムをかけます。
きれいな線になりました。
ホワイト。
タブレットがないんで、いまだに昭和の作法です。
ベタ入れ。
画面が締まってきました。
トーン貼り、のところを、今回はコピックで着彩。
完成かな?
ここに写真を合成するつもりです。
公開前に、ここでだけ特別にリリースしちゃいます。
マンガ描くの、きらーい・・・
ずっと陶芸をしていたい・・・
そんな心持ちで陶芸家になりました。
マンガ家になりたいひとは、ノウハウなら指導できるんでいつでもきて。
教室にマンガ道場を併設してもいいかな(昭和流だけど)。
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
本焼きの窯詰めです。
最近は一週間ほどで一杯になっちゃうんで、スパンも巻き気味。
個性派が勢揃い。
しはんも、すべての作品を詰める責任感に加え、おもろい画づらをつくらなきゃいけないので(いけないわけではない)大変です。
おもろくしようとことさらに考えてるわけではないのですが・・・
「こう焼いてくれ」というリクエストに応えると、こうなります。
まともに置けないフグちゃん。
右サイドが詰まり、左サイドへ。
大作、少なし。
これはこれで、噛み合わせが難しくなります。
小品を頭揃えにして手前に詰め・・・
ちょうどいい棚板出動。
最上段ですが・・・
ここでもまた難しいリクエストに応えてるうちに、おもろいことに・・・
まるで熱海の海沿いの風景。
満載になりまして、スイッチオン(スリル満点な「どきどきワゴンスライド」は、上の画像をタップしてインスタで)。
窯出しは、明日の日曜日・・・かなあ?(冷めればね)
突然はじまる、豆知識ブログ。
「虹はなんできれいなの?」の巻。
工房は、絶好の虹展望ポイント!(都内で他にこんな場所ある?)
いつも雨上がりになると、大きな大きな虹が隅から隅まで、東の空一面にわたります。
さて、なんでこんな奇跡みたいな自然現象が起きるのか?
雨上がりってのは、大気に水蒸気が満ち満ちてるのですね。
これを、見上げた空全面に、ガラス玉のような透明な球体がびっしりと並んでるものと考えてみましょ。
ここに太陽光を当てます。
太陽という天体は光を全方位に向けて放射状に放ってますが、こちらとはあまりに隔たってるため、地球大気に到達する日光は、すべてのガラス玉にほぼ平行に入射します。
そして球面に跳ね返されます。
その跳ね返った光のうち、あなたの瞳に向かってくるのは、大気上に広く開いた輪っかの部分です。
その輪っかの下半分は地平線に隠れて見えないので、あなたに観察可能なのは、輪っかの上部の弧の部分(すなわち、上空に渡る橋の部分)だけです。
さてしかし、ガラス玉(正確には水滴)はまっすぐに光を跳ね返すわけじゃないのです。
太陽からはるばるやってきた光は、透明な球体に入射する際に屈折(わずかに軌道がそれる)します。
球体内に入り込んだ光は、向こう側の内表面で反射し、さらに球面のこちら側から飛び出す際に、再度屈折します。
日光が屈折すると、ニュートンさんがプリズム実験で発見した通り、七色のスペクトルに分光します。
この屈折の角度が、赤から青まで少々の開きがありまして、これが虹の帯の太さということになります。
具体的には、虹の弧から射出された赤色(42度に屈折)は上の方に見え、青色(40度)は下の方に見えます。
要するに、日光の差し込みを水滴が跳ね返す角度40度付近の光線をあなたの瞳という一点で総合したものが虹のリングであり、赤のリングは少々大きく見え、青のリングは少々小さい、というわけです。※1
ちなみに、二重に虹が見えるときがありますよね。
その大きく儚い方(鮮やかな虹の少し上空に見えるやつ=一枚目画像参照)は、光線が水滴の中で二度反射して射出されたものです。
こちらは水滴の中で光の軌道がクロスするために、赤が内側、青が外側という逆配色になります。
太陽光は、地球大気に満ちたすべての水滴に入射し、反射しておびただしい七色光線をばら撒きます。
実際には、そのすべての水滴が七色以外にもあらゆる光をあなたに向けて射出してますが、あなたは人類の視覚能力の限界により、赤の波長以下の赤外線、青(紫)の波長以上の紫外線は感知できないので、結果的に可視光の細い波長帯のみ(すなわち虹の部分)を見ることになるわけです。
あなたの見る虹は、大気中に築かれた太陽光反射現象の大構造のたった一面なのです。
次に虹を見る機会があったら、そんなメカニズムにも思いを馳せてみましょ。
きっと、さらに自然の壮大さを感じられますよ。
※1 あなたAと虹の中の一点Bとを結ぶ直線をAB、太陽Cと虹の一点Bとを結ぶ直線をBCとすると、角ABCは、虹のどの点を取っても40度付近になる、ということです。
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
ゴールデンウィークは、いつもの曜日休みの他はフルオープン!
ご予約も開始しました。
お電話・・・03-3925-9978
メール・・・forestfish@mail.goo.ne.jp
体験さんも、よかったらきてね(くわしい情報は、上の画像をタップ)。
ハワイも万博もあきらめたなら、近くの陶芸教室で家族で、友人同士で(そしておひとりでも)、のんびりわいわい創作活動。
費用が2500円なんて格安だし、毎年の定番にしちゃえば楽だよう。
・・・ん?こりゃなんだ・・・
タコ?
タコブツに、ぎんなん、イカのくちばしに、シラス・・・
まな板の上で調理・・・いや、制作してるのは、レイさんです。
酒盛りの準備。
シラスさんたちも、生き生きと目を輝かせてます。
菊の花びらまで、細密にして鮮度抜群描写。
これらを、ハニワさんがかつぎます。
梅水晶、リアル・・・
この状態で気分を盛り上げまして(よだれを溜め置きまして)、おもむろにハニワさんをひっくり返します。
そうして酒器といたしました裾部分に冷たい酒を満たしてやろう、という趣向。
まことに飲んだくれの発想たるや、珍奇。
しかし、陶芸の楽しさここに極まれり。
フリーでしあわせな時間が過ぎゆきます。
人類にいま必要なのは、こんなばかばかしい創作ですなあ・・・
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
あわただしく新年度がはじまって、気持ちがせわしなかったりして。
整える時間をつくってますか?
じっくりと自分を取り戻す作業は大切ですよね。
しはんは、空をぼんやりと見上げたり、芝生に座ったり(そしてお酒を飲んだり)して、肉体の操縦席から離れ、ほんとの居場所に落ち着きます。
陶芸も、そんな作業なのかも。
こんな無理すじで破壊的な時代だからこそ、創造活動をしなきゃ。
あれがほしいな、と思ったら、輸入製品や量産品に頼らず、いっそつくってみては?
暮らしぶりが一段、アップデイトできるかも。
そして、人間はこうして自分を発見するものなのかも。
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楽しそうなパズルですね。
佐藤(直)さんが、タタラでひろげた粘土を目一杯使って、三日月皿をつくろうという魂胆。
これだけできました。
だけど、ロス分(右下)でさらに何個かつくれそう・・・
へりを上げて成形し、乾燥中です。
月の半分は、林のエリアです。
コロコロハンコで模様をつけてたのですね。
お手軽なのに劇的!
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誰だ?小庭のぷーぷーブースにこんなものを持ち込んで・・・
佐々木くんでした。
すごい装備・・・
メタリック系、ラスター系・・・すべて自腹で購入しての持ち込みです。
ピカピカ系はみんなやりたがるんだけど、うちの窯でどうかなあ・・・?
やってみなきゃわかりません。
なんでも実験から。
テストピースをつくります。
あとは祈るばかり・・・
室内では、こんな作業も。
ベンガラ。
またも佐々木くん。
調合した鉄泥を、お醤油差しで流し掛けですか。
エグい色ですね。
掛けた部分をサビ色にしようという算段。
配合を変えて、また実験。
マニアックです。
だけど、たのしそう・・・
とろとろ・・・
たらら〜・・・
流し跡をコントロール。
これがですね、なんと薪窯で炎に炙り立てられるのです。
いったいどんな姿になって帰ってくるんでしょうね?
乞う、ご期待!
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園