今日は、本来であれば通常の記事を取り上げるところですが、
今月9月は新聞休刊日もなく、ベイスターズ関連のことを
取り上げる日がなくなってしまうので、今日は、通常の記事と
照らし合わせた上、来季に向けての横浜ベイスターズのことを
取り上げたいと思います。
ということで、まず、9月19日(土)の神奈川新聞トップ面・スポーツ面に
『カナロコ・新社長に加地氏/横浜ベイスターズ』
として記事が出たように、横浜ベイスターズの佐々木邦昭
球団社長が来年2010年3月の任期満了を待たずに、
来月10月に行われる取締役会をもって退任をし、
新たに番組制作会社、麻布プラザ会長の加地隆雄氏が
就任することになりました。佐々木邦明球団社長に退任と同時に、
同じく日産自動車から球団入りをした村上忠則チーム運営部門統括も
退団することになりました。尚、編成部門統括《GM職》には、
現在、ベイスターズの総合コーチをしていて、湘南シーレックス・
シニアディレクターをしていた岡本哲司さんが就任する見込みになっています。
残念なことというより必然的なことに、今年2009年も最下位が濃厚であり、
ここ数年方向性が見えていなかった責任を、佐々木社長と村上さんが
取るカタチになりましたが、一部のスポーツ紙や夕刊紙の記事を読まれた方は
よく分かると思いますが、この方向性のズレの元凶は、親会社のT
BSとベイスターズの古い悪しき体質が残っていたことにあり、
このオフにそれを刷新することがまず、ベイスターズの変革への第1歩となります。
本来であれば、スカウトやスコアラーなど、フロントの必要且つ大切な
人材が相次いで退団をした2年前に、しっかり取り組むべきでしたが、
それをしなかったことがここにきても大きなツケになっていると思います。
これは現フロント陣はもちろんのこと、親会社の猛省と現場・
ファンへの謝罪が求められています。ファンは誰よりも球団を愛し、
球団のことを考えているわけですから・・・・。
同じ9月19日(土)の神奈川新聞スポーツ面には
『カナロコ・大胆かつ的確な改革を/球団新社長』
として記事が出ているように、加地隆雄新球団社長にはずっと何年も
しないといけなかったのに出来なかった、あるいはしようとしなかったのかと
いわれてもしょうがない『地元密着』『経営の健全化』というのが
すべての面から求められています。もちろん現場が安心して戦う体制作りが
出来るようなサポートも当然ながら求められます。それさえもここ数年
まともに出来なかったわけですから・・・。
このブログでも散々チーム強化と共に同時進行しないと
いけないのが地域密着・地元密着は言い続けてきました。
現在では、パシフィックリーグのファイターズ、イーグルス、ホークス、
マリーンズ《ここ2年は迷走していますが。》といったお手本がありますし、
身近なところに今シーズンイースタンリーグで優勝争いをしている
湘南シーレックスというのがあります。来シーズンは、再び田代さんが
監督に復帰することになりましたが、佐々木現球団社長も村上さんも
おっしゃっていますが、ファン、特に湘南シーレックスの試合に足しげく運び、
選手の成長を見続けているファンもおっしゃっている湘南シーレックスでの
取り組み、選手の育成がベイスターズの建て直しに大切なこと、
これに尽きると思います。ベイスターズとシーレックスの風通しが良くなりつつ
あるのかと思うと悪くなる悪循環、そういったものもしっかりとこのオフに
断ち切り、今度こそ健全な地域密着型の横浜ベイスターズ・
湘南シーレックスの球団作りを進めていかなくてはなりません。
まずその第1歩として、9月20日(日)の神奈川新聞スポーツ面に
『カナロコ・1位指名は筒香/横浜ベイスターズ』
として記事が出たように、10月29日(木)に行われるドラフト会議の1位指名を、
地元の横浜高校のスラッガー『筒香《つつごう》嘉智内野手』に固めました。
1にも2にもピッチャーの整備といわれがちなチームですが、足りない面は
全部であり、と、同時に何度も繰り返しになりますが、『地域密着
《横浜・神奈川》』を同時に進めないといけないわけで、そういう面を考えると、
筒香くんはうってつけの選手の1人ですし、この方向性を今後もブラさないように
していかないといけません。
とにかく今の横浜ベイスターズは、親会社のTBSの意識と取り組みが
変わることで、キチンと方向性が定まり、変われるだけの人材は
いないだけではありません。確かにやることは満載です。満載だからこそ、
今しか出来ないということ、これも忘れてはなりません。
本当はその最後のチャンスが今シーズンでしたが、それもかなわなかった・・・。
今度こそ、ファンを裏切ることなく、現場が振り回されることなく、
スカウト人も親会社とフロントの気まぐれに振り回されることなく、
健全なチーム運営をしっかりと続けていかないといけません。
スカウト、スコアラーなど足りない人材もしっかりと補充をすることも忘れずに!
本当に横浜ベイスターズは変わるんだと!
貴重なコメントありがとうございます!
佐々木さんがあげた3年計画Vプランも虚しく、
状況をむしろ悪化させてしまったというのは、
本当に残念ですが、これも素人フロントを
作り上げた親会社の責任は大きいわけですし、
オーナーがあれだけおっしゃっている以上、
今度こそファンを裏切ることなく変えるべきところは
しっかりかえないといけません。
もちろん新社長に就任される加地さん任せでは
いけません。親会社からの人材を送れば
それでいいというわけではないですから。
地域密着というのは、このブログで掲げている1つの原点でもある
というのが大きいし、常に自分が思ってきたことです。
ベイスターズには、もっともっと神奈川を横浜を大切にしよう、
市民のために、ファンのために野球で、ベイスターズで、
シーレックスで、神奈川のスポーツ界、地域で、
盛り上げよう、そうあってほしいと思っています。
横須賀を本拠地にしている湘南シーレックスもそうですね。
神奈川に、横浜に、横須賀にプロ野球の球団が
あるのは幸せであり、大切なことですから。
親会社とフロントが一体となり、現場を支え、
しっかりと改革、反省をし、
今度こそ横浜の、神奈川の『横浜ベイスターズ』を、
横須賀の、湘南の『湘南シーレックス』を
しっかりと今度こそ形成しないと。
たくさんの熱心なファンが子どもから大人までいるんですから。
いつもお世話になってますm(__)m
佐々木さんが就任された ときのVプランが懐かしく感じますね。球団社長とGMが日産から来て、何かが変わるという期待感はありましたが、それと同時に改革という名で失うべきものが無ければ良いなとは思いましたが、この3年で状況はかなり悪化しましたね。しかし、全ての責任を二人に押しつけるべきではないし、悪の元凶ははっきりしています。変えなければいけないところは、いい加減変えないと。
ふうちゃんとは色々お話させて頂いておりますが、特に強く共感させて頂いたのは、地域密着の大事さ、地元神奈川のチームであるということをもっと推進すべきで、ファンが誇りを持てるようなチーム作りをすべきということですね。
全ては横浜、神奈川のために。そして、ファンのために。
この気持ちを横浜ベイスターズに関わる全ての人が認識して初めて一つのプロ野球チームであると、私は思います。
中途半端な改革など必要ありません。これ以上ファンを悲しませないためにも、やるべきことは確実にやって頂きたいですね。
こちらこそコメントありがとうございます!
ブログでの返信はいろいろ都合もおありだと思うので、
全く気にすることないですよ。
そうですね。今年2009年は、佐々木社長が就任時に掲げた
3ヵ年計画の集大成の年で、開港15周年で、
3年で優勝ということに位置づけていました。
が、本当に1番の問題は、フロントや親会社の
醜態、悪しき体質を外部にも分かるぐらい
晒すという結果になってしまいました。
こういった悪しき体質の改善は急務です。
シーレックスの運営・企画面は、鎌ヶ谷に水をあけられる
一方だと以前からおっしゃられていましたね。
変に突っぱねていいところを見習わないということはなく、
加地さんの持ち合わせているアイデアとそれを支えるサポートで、
本当にいろいろ実験をしてもらいたいですね。
僕は以前から書いている、産業能率大学との提携のカタチを
横浜市内、神奈川県内にキャンパスを置く大学や
高校などに幅を広げて、
学生が持ち合わせている発想・創造力を生かしてほしいなと思っています。
良い選手、今まさに花開こうとしている選手は、
ベイスターズ、シーレックス療法にいると僕も思っています。
本当にそれを振り回すことによって潰すことだけは
もういい加減止めてほしいですね。
これほど毎年ごたごたが多く、ファンが嫌な想いを
させらられるのは、一ファンとしても寂しいことですからね。
僕は幸い、同情されたことはないですが、
本当にベイスターズファンと聞いて、
同情されるという話しは、ここ数年何度聞いたか分かりません。
今年は、そもそも佐々木社長の3カ年計画の集大成であり、開港150周年でありました。
蓋を開ければ、成績だけでなく内部の問題も出てきて、さまざまなことに我慢できないフロントの醜態を晒すことになりましたね。
シーレックスの方も優勝争いで集客できただけで、企画面では鎌ヶ谷に水をあけられています。アイデアマンの社長さんのようですから、シーレックスで面白そうなイベントをどんどん実験してもらいたいです。
良い選手はベイスターズにもシーレックスにもいる思います。しかしその輝きを、他人が潰してはいけません。そしてファンにゴタゴタを見せる行為が恥ずべきものだと感じてもらいたい。
他人に自己紹介する際、ベイスターズファンだと申して同情されないチームに来年こそはなってください。