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「慶長型地震」が発生した場合、横浜市金沢区の海の公園付近で津波の最大波が5メートルと神奈川県が試算!!

2011年12月19日 00時00分00秒 | 神奈川の防災・防犯・防火などへの取り組み
昨日12月18日(日)の神奈川新聞トップ面から
『カナロコ・横浜に最大波5メートル、県が
「慶長型地震」で津波高を試算』

という気になる記事からです。

神奈川県内に最大級の津波をもたらす
『慶長型地震』が起きた場合、東京湾側の
最大波は横浜市金沢区の海の公園付近で、
波高は5メートルに迫ること
が新たに
分かったそうです。

神奈川県の試算によると、到達するのは
地震の1時間以上後になるものの、周辺は
海沿いから1キロ以上内陸まで浸水し、
磯子区から鶴見区にかけての沿岸にも
4メートル前後の最大波が予想されている

いうことで、人口や産業が集積していながら、
これまでほぼ備えのなかった臨海部の
津波対策が急務
となるのは確かですね。
それでなくとも、神奈川県が11月に公表した
新たな浸水予測図で、より高い津波が押し寄せる
可能性が示されたことで、鎌倉市や藤沢市などの
相模湾側の湘南地域などでは、津波対策や
津波避難ビルの選定場所などを見直すことに
なっていますし、何度も以前から書いてきているように、
東日本大震災の教訓をしっかりと生かして
想定外を作らない、最悪な事態を
予測する
ことで、津波による被害を最小限に
とどめる、避難を迅速に行うことが何よりだと思います。

先の8月27日(土)には
『神奈川県内の湾岸市町が指定を進めている
津波避難ビルが13市町で計438ヶ所にのぼり、
震災前の4倍に!!』

として取り上げたように、東日本大震災を受けて
神奈川県内の沿岸市町が指定を進めている
津波避難ビルは11月末現在、13市町で
計438ヶ所に上り、震災前の4倍に
増えたこと
がすでに分かっていますが、先にも書いたように、
神奈川県が11月に公表した新たな浸水予測図で、
津波避難ビルの指定《選定》の見直しを
せざるを得ない状況にありますが、今回の横浜市金沢区の
海の公園付近の津波予測も含めて、いろいろ
見直されている部分が大きくなってきているので、
津波の到達が予想される各市町にそれぞれの取り組みを
神奈川県が任せっきりにすることなく、しっかりと
神奈川県としても協力をしながら、取り組みを
進めるようにして欲しいと思います。


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