小田急電鉄の「F-Train」が、東京都屋外広告物条例に抵触で今月9月末で運行を終了へ!!

昨日9月23日(金)の神奈川新聞社会面から
『カナロコ・小田急Ｆ―Ｔｒａｉｎに都条例がブレーキ、
「広告」規制に抵触で月内で運行終了に』
という気になる記事からです。

小田急電鉄は、川崎市多摩区の
川崎市藤子・F・不二雄ミュージアムの
開館にちなんで車体にキャラクターを
あしらったラッピング電車について、
東京都から東京都屋外広告物条例に
抵触するとの指摘を受け、今月9月末で
運行を終了すると発表しました。

ラッピング電車は、『ドラえもん』や『パーマン』など
藤子・F・不二雄さんの代表的作品の
キャラクターがあしらわれていて、
『小田急F-Train《エフ・トレイン》』
として8月3日(水)から運行をスタートし、9月5日(月)には
『川崎市多摩区に、
「川崎市藤子・Ｆ・不二雄ミュージアム」がドラえもんの
誕生日にオープン!!』
として取り上げたように、
『川崎市藤子・Ｆ・不二雄ミュージアム』が、
ドラえもんの誕生日とされる9月3日にオープン
したばかりで、子どもから大人まで多くのファンが
訪れ、また『小田急F-Train』も運行ダイヤの問い合わせが
相次ぎ、子どもたちやや鉄道ファンらから
注目を集めていて、いよいよこれから両方が
軌道に乗ってという矢先に水が指された格好で、
本当に残念です。わずか2ヶ月弱で運行を
終了することになりますからね。ニュースでも
昨日は大きく取り上げられ、地域住民の方や
小田急線の利用者や子どもたちなど、
多くの街の声を取り上げていましたが、
残念、ショックという声がやはりほとんどでしたね。

小田急電鉄側の認識不足があったとはいえ、
この『小田急F-Train』は、沿線の魅力向上と
地域の活性化を目的に運行をしていて、
広告料を一切徴収していないということなので、
東京都側がもっと柔軟な対応をして欲しかったですし、
事前に『小田急F-Train』の運行は、知っていたはずなので、
アドバイスを先にすべきだったんじゃないかと思います。

今後は小田急沿線自治体の条例を
踏まえた形でのデザイン変更も検討するようですが、
せっかく運行が始まってから大好評だった『F-Train』なので、
子どもたちやファンののショックも大きいという
この状況を踏まえて、もう1度東京都がしっかりと
対応して、『F-Train』を走らせられるように
考えて欲しいです。特例は認められないのは分かりますが、
この東京都の対応は、決して褒められたものではないですから。