馬鹿琴の独り言

独り言を綴ります。時にはお相手して下さい。

米子城に登ってきました

2024-07-21 22:38:47 | 城攻め

2024年7月21日米子城に登ってきました。

昨晩は米子泊でした。それでは朝からキツい日差しですが、行ってみましょう。

米子城は続日本100名城169番目、以前2017年に一度行っていますが天気が悪かった記憶があります。

今日は昨日と違って快晴、しかも暑いです。注意しながら攻城してみますね。

 

米子駅前10時発の観光バスだんだんバスで出発です。

ICカードはNG、150円の現金一発勝負でした。

10分ほど走って裁判所前から歩くのですよ。

手前には米子城の三の丸広場の石垣、山頂には米子城本丸跡が見えています。竹田城跡っぽいですね。

標高は90メートルの山の上、そんなに高くはないですが、この暑さは堪えます。

三の丸番所という休憩所が出来ていました。クーラーと続100名城スタンプ完備で机、イスもあります。

少しだけクールダウン。

鳥さんも飛んでいます。

夜の光景、なるほど絶景の城ですね。NHKの最強の城にも取り上げられていたそうです、忘れてましたテヘペロ

水分取ってお手洗いもお借りして、10時35分、さあ、出発。

海に臨む天空の城、自販機。

入口に着きました。

二の丸枡形虎口です、しっかりとした造り。

枡形虎口から入口を振り返ります。

二の丸表御門。あの中に入っていくのです。

武家屋敷の門が移築されています。

右横は軟式テニスのコート。ぽんぽんと可愛いラリー音が響いています。

暑いので部活にも注意してね。

ちょっと進むと御殿御用井戸。ですが夏草でみじんにも分かりません。

登り口です。

日差しが少し痛いので、日陰に隠れて進む……日陰がありません(´・ω・`)

T字路に差し掛かりました。

まずは右側の内膳丸跡に先に参ります。

こちらにも石垣が。

今は原っぱです。

内膳丸の内膳とは米子藩大名中村一氏、一忠父子の家老、横田内膳正村詮のことです。

彼が作った曲輪のため内膳丸と呼ばれています。

ちなみに横田さんは同僚の嫉妬によって、一忠は惑わされ、上意により慶事の席で討たれてしまいました。

横田一族は反乱を起こします。柳生石舟斎宗厳の四男宗章は中村家の客将になっていましたが、横田家に組しますが、

松江の堀尾家までも鎮圧に加わります。

劣勢になった横田側は敗北、柳生宗章も戦死しました。

事件後、騒動を知った徳川家康は激怒、中村一忠以外の横田村詮を讒言した事件の首謀者をことごとく処刑してしまうのでした。

さて内膳丸を振り返ると、

米子城の本丸跡が見えます!!

分岐まで戻って横に入るとまた石垣がありました。

上へ登りたいですね。

もうちょっとですよ。

わくわく。

六段壁ならぬ三段壁です。

遠く伯耆大山が見えます!

番所跡、曇ってた大山が全部見えました。

ちゃんと整備されてます。

この左側が最後の登り口です。

空が青いのです。

黒鉄御門跡です、楽しいです(笑)

良い眺め。

四重櫓台の跡なんだそうですよ。

下を眺めると意外と高いのです。

北側の内膳丸が見えます。

説明版です。

西側の水手御門へ行ってみます。

これもまた鉄壁のディフェンスです。

水手御門を振り返ります。

素晴らしいですね。では下山しましょう。11時40分です。

下まで降りて、先ほどの三の丸番所で水分補給した後、今度は米子市立山陰歴史館に向かいます。

昔の米子市役所です。ちなみにクーラーがないと受付の方が恐縮されていました(笑)

御城印とお城カードの両方ともGETです。やれやれミッションクリア。

展示物も拝見。

1601年慶長6年の鯱ですって。

剝き出しの展示で( ゚Д゚)

むむっ、吉川元春奉納桃形兜です。ただし、伝と言い伝えられていますが。

在りし日の米子城。内膳丸から登り石垣があるとのことでしたが、良く分かりませんでした( ;∀;)

中村家の系譜。

中村一氏、池田信輝(勝入斎恒興)、森長可、毛利秀元、松平康元(徳川家康の異父弟)、討たれた横田内膳など複雑に絡んでます。

大名ってこんな感じですか。そりゃお家騒動になれば、大御所も口出しますよね。

空から見た米子城。素晴らしい。

揚羽蝶の紋付鬼瓦。

他にも鉄道関係の展示がありました。

2023年引退のおろち機関車と雪を冠した大山。

いつかは乗りたい寝台車のサンライズ出雲。

大体見学終了です。

 

12時34分、お昼を食べて引き揚げます、暑いですねえ、でわ。

コメント (6)
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松江城に登ってきました

2024-07-21 01:13:00 | 城攻め

2024年7月20日浜田城から松江駅で下車、松江城に登ってきました。

100名城64番目、2回目の登城です。

松江駅です。

しまねっこが迎えてくれました。出雲大社以来の再会です。

松江駅からは一畑バスに乗車、10分弱170円でした。

徳川家康の孫、松平直政さん。

あ、お堀です、嬉しいです。

南櫓が見えております。

堀尾吉晴さんの像。ただいま14時42分。

史跡松江城は国宝天守。

ワクワクしてきます、暑いのに。

馬溜まり前、太鼓櫓の圧倒的な壁。進撃の巨人の城塞都市っぽい。

物凄い迫力。本当に圧倒的なんです。

井戸です。

大手門跡の石垣。

ここで身上げると、

木々の間からお城が見えるのです。

お、売店がありました、のぞきに参りましょう。

御城印とお城カードを入手、ミッションクリアです。

怪しい自販機。へうげものヴァージョンでしょうか。

家紋は堀尾家の分銅っぽいので、堀尾吉晴かもしれません。

登りたいけど登ったら叱られる石垣。

誰もいない瞬間を狙って……狙うの結構大変でした(´・ω・`)

階段を登って見上げるとお城。やっぱり伐採して欲しいです。

三ノ門前。

おや洋館がありますよ、お城に行く前に寄り道します。

1903年明治36年に明治天皇行幸時用に作られた迎賓館なんですって。

無料ですので入ってみます。

昔の写真が飾ってあります。

ん?何か見覚えがあります。

昔遊んだバイオハザードの洋館の階段だ!!(笑)

ほら!?(笑)

ゾンビはいませんでした(笑)

実際には明治帝は行幸されず、大正天皇がまだ親王だったころにお泊りになったそうです。

その名も興運閣。

淡いブルーの素敵な洋館でした。

さあ、お城攻略に向かいます。

一ノ門まで来てしまいました。

ここを潜ると入場用の券売機があります。今日は小泉八雲邸や武家屋敷は行かないので、松江城だけに入ります。

ドォーンと天守が!!

手前にいるのは栗八さんもご指摘の忍者さん(笑)まったく忍んでいませんよ。

せっかくポーズを決めてくれていますので、センターで一枚。

破風が圧倒的ですね。

一階の光景。

お城内にも井戸がありました。

昭和の修理工事で使用されなかった鯱さん。

上へ。結構滑りやすいです。

頼みましたで、最大柱さん、松江城を支えて下さいね。

天守にいた鬼(鬼瓦)

矢狭間に、

鉄砲狭間。

更に上へ。姫路などと比べて、ゆっくり鑑賞出来て嬉しい限り。

瓦を見ることが来ましたが、桃は見当たりませんでした。

ちょっと超芸術トマソンぽい階段。上は閉まっていました。

花頭窓。華頂窓とは綴りが違うのです。

藩主専用の箱便所。籠城戦の際には武器になりますかどうか。

姫路城以外の現存12天守ではあまり見掛けませんね。

外が見えています、一番上ですね(*´▽`*)

在りし日の松江城の絵姿。

桃はやっぱりなし。

忍びの者はお客と談笑中みたい。

誰もいない奇跡の瞬間(笑)

降りて西側通路を歩いてみます。

西北に乾櫓があったのでしょうか。

西北方面から天守をパシャリ。

北側です。福山城は北側だけ黒かったですが、松江城は全般的に黒いのです。

そのまま北ノ門から出ます。

北ノ門の出口の石垣。

こう見ると石垣が複雑に出来ています。

怪しいきのこが2つ。触っては危険、のはず。

この辺りの虎口も良いです。

また天守が現れました。計算づくでしょうね。

暑さを忘れるような見事な石垣、ウットリと眺めてしまいました。

いつのまにかお日様も出て、空も青いでしょう?

ギリギリ井戸跡という標識がありましたが、井戸は見当たらず。

ギリギリはつむじのことで、頭蓋骨がこの辺りで見つかったそうです。

ザンギリ頭を叩いてみれば 文明開化の音がする、とかいう狂歌だか都々逸を思い出しました。

その西には馬洗い池。

今度はお城の東側を歩いてみます。

お城が黒過ぎます。

勾配がもう一つ、とかいちゃもんをつけたりして。

藤堂高虎の手掛けた石垣とは一味違いますね。とか生意気なことを言っちゃうのです。

16時15分過ぎ、太鼓櫓まで戻ってきました。

忍者さんも今日の活動が終わったみたいです、伊賀甲賀まで帰るのなら大変。

お堀。船が右手に見えます。

カラフルなマンホールがありました。桜の季節が美しいのでしょうね。

帰りは20分掛けて松江駅まで歩きました。ふぇーん、暑いですよぉ

何とかJR松江駅まで戻ってきました。

17時14分の列車に乗ると、眠り鉄の宿命のためダウン、気づくと、

あ、あれは!

特急やくもではありませんか?ブロンズの渋い色です。

この他にも撮影できませんでしたが、鬼太郎や名探偵コナンにラッピングされた列車がありました。

17時50分米子着です。

今日はここまで、明日のために英気を養うのです。でわ。

 

コメント (8)
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