4月までに見ていたアニメをちょっと整理しておこう。
「鉄のラインバレル」
なんというか,期待していたものと大きく違ったというか。
原作との差異は知らないけど,キャラが全く描けていないのと,勢いだけの脚本でした。メカ描写も当然CGバリバリで全然迫力ない。まあ,板野氏のCGメカ演出は,前のブラスレイターの時から嫌な感じだったので,彼の個性なんだろう。ああいう質量を感じない動きは肌に合わない(音を出して,画面にブラーかけたら質量を感じるか?違うね)
最後までつきあいで見たけど,何も残らない。鋼鉄ジーグが神作品にみえるよ。
「ライドバック」
新しい乗り物を作り上げたのはいいね。ただ,あんな動きで身体晒して乗ってたら確実に死ぬけどね。
ただ,これもキャラが弱い。友人が殺されても何も感じず,兄貴や親父のキャラも生きてない。まあ,これも見終わって何も残らない。ラインバレルはなにかOPのALIの歌も含めて毒のようなものを感じたが(w),このライドバックは本当に何も残らない。ただライドバックの描写は面白かった。
「WHITE ALBUM」
前半終わったところだけど,あの名作をうまく作っているのではないかな。少なくとも,不快感は感じなかった。時代設定を古くすることで,おっさんホイホイとなっているのだろうかw
WHITE ALBUMはKanonと同じく冬の作品なのではあるが,俺の中のイメージは雪のない曇天の冬だ。濡れた路面,水たまりのキャンパス,そしてグレーの空。そういったものはアニメでも感じられて,俺は気に入っている。
まあ,この後シナリオをどう持って行くかが大きな問題だが,やはりこうやって1本道にすると主人公モテすぎだな,どう考えても。
「ミチコとハッチン」(放置中)
最初のノリは面白かったんだがなー。10話過ぎたあたりから辛くなってきて,レコーダーに貯まったまま。ロードムービーって難しいね。
「とある魔術の禁書目録」
なんというか,色々物議を醸した作品だったな。監督の錦織氏は俺は好きなんだが,演出がどうこう言う前に脚本や設定がアホすぎてネタ作品としか思えなくなっていった。なんつーか,錦織氏には「あやかし」みたいな渋い作品に関わって欲しいね。
悪いけど,笑うためだけに見続けた作品。ライトノベルにハードSFほどの知識は求めていないにしても,質の低さを痛感させられた。「科学」w
「とらドラ!」
キャラが書けていたとはとても言えない作品ではあるが,終盤の盛り上がりはなかなか良かった。ただ,もともとの登場キャラ全員の設定がどうにも?なので,最終的に良作とは言えないのが残念。ただ,勢いだけはあった。OP,EDのセンスも良かったな。
音楽は俺的好みの渋谷系も出来る橋本由香里氏であったが,今ひとつBGMは印象に残らなかった。
こうやって振り返ると,今期は結構見てたんだなーと思う。まだ一歩とかレコーダに貯まってる作品があるんだけどね。それは追々見ていくとしよう。
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