俺の琴線

心に響いたもの、それがどんなものであっても...

こいつが究極の箱庭ゲーだったか

2014-06-02 21:43:38 | GAME

気が向いたので、またこのブログに書き出す。最近はPS3を起動することも少なく、かといってPS4はまったく購入意欲もわかず、じゃあ何のゲームやってるのかというと、minecraftなんだ。

前から知ってたけど、なんかレトロねらったグラとか好きじゃねーし、とか食わず嫌いしてたんだ。でも、最近やるゲームもなくて、Skyrimをある程度レベル上げ終わってしまい、Civilization5くらいしかやるもんなかった(Civはこれはこれでスゲー面白い)。で、3000円くらいのもんだし、試しにpaypalでぽちっとやってみたら、即座に反応があって、ネット上の「購入が難しい」とかいう情報は何なのだと。

まあ感想を言うと、これはスゲーわ。グラフィックはレトロをねらったからというわけではなく、約1mの立方体でできた世界だからこそ、無限の広さを表現出来てるんだ。これがSkyrimやBFみたいなリアル路線でやられたら、逆に同じパターンを見いだしたりして冷めてしまう。人間の脳は、不思議なものでブロックの組み合わせをリアルに感じられるんだ。そこに脳が想像する余地がある。そういう物理法則の世界だ、と脳が理解してしまう。そうなると、このブロックのカクカクした世界がものすごくリアルに感じられるようになる。

僕は、オープンワールドというジャンルではGTA5が最強だと思っていたが(コンシューマ故に解像度は糞だけど)、あれだけ金かけてもパターンが見えて冷めてしまう。リアルにすればするほどパターンが見える。プレイし見てればわかるが、GTA5よりもminecraftの方がリアルなのだよ。

昔、パソコン時代のRPGは自キャラが四角のマスだけだった。でも、目の前には脳が作り出した世界が広がってた。子供だったってこともあるかも知れないが、今大電力を投入して作り出す進化したグラフィックの紡ぎ出す世界と比べても、四角のマスの方がリアルだった。

結局、人間の視覚はリアルではない。脳が作り出した虚像だ。眼が飛び込んできた光をそのまま処理して見てるわけでは無く、脳が解釈してそれを人間は「視た」と思っている。だから幻覚を見る人は非常にリアルに見える。これからも、ゲームの画像は進化を続けるだろうし、レイトレーシングをリアルタイムで、そのまま処理するようにもなるだろう。それでも、だ。単純なパターンから想像する世界にはかなわないのだ。



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