FOC.communications

(Front Of Cafeteria 1 communications)

2011年を振り返りつつ読書

2012年01月03日 | Book
正月の休みを利用して、溜まりに溜まった本を読破しています。割と途中まで読んで止まってしまったものを最後まで読んだり、もう一度読み返したりしていました。2011年を振り返ることのできる3冊をご紹介します。

日本復興計画 Japan;The Road to Recovery
クリエーター情報なし
文藝春秋


こちらは3.11が発生した直後に大前研一ライブで放送された内容を振り返り、中長期的な日本の復興計画について論じている本です。個人的にも震災直後の大前研一ライブを通じて原発事故の情報収集をしていました。(マスコミで報道されている内容よりも、分かりやすく解説がされていました。)内容については深くふれませんが、結論は「国家はあてにならないので自分でサバイブする」ことでした。日本社会の長期的な見通しから、個人のできる事・考えなくてはいけない事に触れており今後のライフプランを考える上で非常に参考となります。
とは言いつつも、同氏の言葉で「人間が変わる方法は3つしかない。1番目は時間配分を変える。2番目は住む場所を変える。3番目はつきあう人を変える。この3つの要素でしか人間は変わらない。最も無意味なのは『決意を新たにする』ことだ。」と、ある通りまずは行動を起こす事ですね。


時代を生きる力
高城 剛
マガジンハウス


こちらも同様に3.11から日本社会を振り返り、これから日本国家、個人がとるべき提言をしている作品。文章の構成がQ&A形式の一問一答となっていたので途中で読むのをやめていたのですが、一気に読み切りました。個人的にはQ&A形式の文章だと、つながりが分断されてしまうため余り好みではないため(笑)
内容は高城氏らしい目線でマスコミを切り、グローバリゼーションを提言しているのですが従来から同氏が論じている内容からさほど大きな変化は無く3.11を契機に焼き直した感が強いです。ただ、これからのコミュニティの在り方やハイパーノマドの思想は個人的な必要性の他、ビジネスとして日本社会の未来予測から、今後どのようなニーズが生まれてくるのかを考える参考となります。
とりあえず、今年は海外へ一人でもいいから行ってこなければと改めて思いました。


スティーブ・ジョブズ I
クリエーター情報なし
講談社


2011年を振り返る上で忘れてはならないのが、この一冊。
皆さんも読まれているかと思いますので、もはや僕が多くを語る必要はないかと思いますが、もう一度読み返してみた時に、Appleのデザインの根底にある「バウハウス」や「ディーター・ラムス」のブラウン家電、「リヒャルト・ザッパー」のLEDライトなどのキーワードを切り取って、そこからまた派生させること(調べてみたり、本を購入してみたり等)が面白いと気づきました。とりあえず、NEXTのCIをデザインした「ポール・ランド」の本を購入してみたので読み進めようと思います。
 
コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 明けましておめでとうござい... | トップ | 【Mono】adidas × Sennheiser »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
>しもぢょ (shimo)
2012-01-03 16:35:29
おおおおお!
さすがの指摘。。。てか、ボケてました(笑)

こっそり直しときます
2010年・・・ (しもぢょ)
2012-01-03 13:36:29
去年は2011年です・・・

って突っ込みはいらないですか?笑

コメントを投稿

Book」カテゴリの最新記事