FOC.communications

(Front Of Cafeteria 1 communications)

社会人とボランティア(こへび隊)

2012年09月23日 | Art
FBでも更新を続けていた通り、今年の夏は新潟県の十日町で開催されていた「越後妻有アートトリエンナーレ2012」のボランティアスタッフである通称「こへび隊」で活動をしていました。活動自体は作品管理から受付、更には閉会式の出し物など多岐に渡り芸術祭をサポートしました。参加しているのも小学5年生から70歳の古へびまで、学生、社会人、セカンドライフ、外国人等々様々な面々です。その中で会期中は平日は仕事、休日は「こへび隊」と非常にハードであり、充実した日々を過ごさせていただきました。

僕が「こへび隊」に参加した動機は単純で、もともと東京にいた時代からお客さんとして来ていたトリエンナーレへ新潟転勤を契機として、物理的に近くなったので参加した事。

動機とは異なり、ボランティアを通じて学んだ事が多々ありましたが、その中で大きいのは1つ。
「こへび隊」は様々な人間で構成されていますが、とてもフラットな組織であり、様々な意見が飛び交います。中にはコンフリクトも存在しますが、そこからは対立から生まれる前進が有ります。正にその姿はダイバーシティであり、ジェンダーフリーな組織であると思いました。
僕は社会人として参加したのですが、「こへび隊」の中では一個人です。社会人とは、社会に属する人物であり、日本というシステム、会社というシステムに属しています。数年間属している会社というヒエラルキーの組織体から抜け出し、全くの一個人となることはとても久しぶりのことであり、また、同時に組織という後ろ盾の無い中で活動する怖さもありました。全くの自由である事は、責任が伴います。個々人が自ら仕事を見つけ出し活動をする。それは、会社という組織の中で気がつかないうちに仕事が賃金の対価としての労働になってしまっていた自分を見つめ直すとても貴重な経験であったと思います。

居心地のいい場所から抜け出し、冷たい風にあたること。
写真は、夏の間に飛び回ってボロボロになったトンボの羽。まだまだ、成長できるよう動き回りたいと思います。

2012年9月22日 「フランシスコ・インファンテ/視点」の前で
コメント   この記事についてブログを書く
« 渋谷直角 / 直角主義 | トップ | 明けましておめでとうござい... »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

Art」カテゴリの最新記事