ラジオから聴こえた曲で、久々に琴線に止まるというか、
理解の出来ない曲がありました。名前は「神聖かまってちゃん」。
ふざけているような名前ですが、まずは聴いてみてください。
ね?
理解不能ですよね。でも、気にかかったんです。
それで少し聴いてみるといいかなーと思ったんですね。
何が好きかというと、ブルーハーツやGoing steadyのような青春パンクさ。
その青さに関して、めっぽう弱いところが好きなのかなと思います。
確かに不景気、デフレ、政治の汚職から未来に対しての不安が爆発してもおかしくありません。
でも、それは過去も同じであって、反体制的なパンクの姿勢があったと思います。
ただ、この「神聖かまってちゃん」はイマドキの若者のパンクですね。
何かを変えてやろう、歌で世界をかえてやろう、という過去のパンクのような思いはあまり感じず。
苦しい、逃げ出したい、死にたいといった心の葛藤を歌にぶつけている。そんな感じがします。
そこから、何かをかえてやろうというよりも、彼らの心の叫びですね。
今の若者達が抱える将来への不安と、うまくマッチしたら(マスコミが彼らの肖像を上手く結びつけたら)爆発的なヒットを生み出すかもしれません。
ただ、それはCDのセールスの話であって、世の中に与えるインパクトは不明です。
NHKでの放送事故並みのライブ、路上ライブでの警官との衝突等々、奇行が目立ちますが、意図的かどうかは別にして彼らには一目置きたいと思います。