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web master shimoのヒトリゴト

Coyote

2006年03月20日 | Book
人はなぜ旅をし続けるのだろうか?

そんなテーマのクオリティの高い雑誌があります。
スイッチ・パブリッシングから出版されているCoyoteです。

Coyoteの創刊号の言葉を借りるならば

「旅をする人へ」

人はどうして旅を欲するのだろう。
たいていのものはいまここで手に入るというのに、
ここではないどこかを求めるのはなぜか。
移動の先に、いったい何を見たいというのだ。
誰と出会い、何を忘れたいというのだ。

-中略-

それでも私たちは満点の星をあおぎ、
はるかな涯にひとつの光を見つけたいと願う。
脳裏に刻まれた地図を燃やし、
岩肌にかける一歩ずつの足の運びに夢を繋ぎ、
航を曳く水しぶきに思いを寄せる。
旅の数だけ人は国境線を越えることができる。

そのあら地へ、
新しい冒険譚「コヨーテ」の一歩。




僕も旅は好きです。
今までにロンドン、オーストラリア、タイへ行きました。
一人で一ヶ月ロンドンに滞在したこともあります。
しかし、なぜ旅をしているのかなんて考えたことはありませんでした。


この雑誌の面白いところは、単なる旅行ガイドブックではないこと。
世界中の写真、考え方、人、話を通じて旅の指針になる本であると思います。
そして旅を通じて人の生き方、人生に語りかける。




僕の好きなバックナンバーで
Coyote Magazine for new travelers (No.8(2005November))
があります。





これはお馴染み沢木耕太郎著の深夜特急が特集されています。

これは、上記作品を読んだ方なら本当に面白い内容だと思います。
なぜ深夜特急が始まったのか?


当時26歳だった沢木青年が今の自分にダブり
熱い思いが自分を動かし、旅の衝動へ駆り立てます。



最後にとても印象に残っている沢木耕太郎さんのヒトコトを
これは今の時代、パック旅行、激安航空チケット等で
お手軽になってしまった海外旅行の旅行者に対しての危惧・・・


私が微かに危惧を抱く点があるとすれば
旅の目的が単に「行く」ことだけになってしまっているのではないかということです。
大事なのは「行く」過程で
何を「感じ」られたかということであるはずだからです。

目的地に着くことよりも
そこに吹いている風を
流れている水を
降り注いでいる光を
そして行き交う人をどのように感受できたか
ということの方がはるかに重要なのです。




今や世界中、旅をできない所はないと思います(政治的・宗教的問題を除き)。
だからこそ何を感じ、何を学ぶかがより難しく
大切になってきているのではないかと考えます。

しかし、そんなに重く考える必要はなく。
思いっきり仲間と遊んだり
思いっきりリゾートでrelaxするのも
旅であり、そこから得るものは多くあると思います。

一人旅も好きだけどね。
コメント (6)
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高橋 歩 / LOVE & FREE

2006年03月03日 | Book
自分もこうでありたい。
他の人の意見は関係ない。

と、考えるようになったきっかけ。
僕が学生の頃に友人から薦められて読んだ本のご紹介。


みなさんは、高橋歩という人物をご存知でしょうか?
Village Vanguardが好きな方は一度は見たことがあるかもしれません。
本の帯のコピーを利用させてもらうならば

「無一文&未経験&コネなしから
自分の店を始めたり
自分の本を出版したり
自分の会社まで創ってしまった
25歳の自由人が語る爆笑楽勝サクセスストーリー」


これだけ見ると、最近の電車の中吊り広告の
うさんくさい啓発本に見えてしまいますが・・・
内容は全く堅くないし、読んでいていい意味で熱くなります。

現在は、沖縄で沖縄の離島に史上最強のパラダイスを創る計画
「島プロジェクト」に、燃焼しています。

さ、参加してぇ('o' )

でも、僕が彼の1番好きなところは
地位でも名声でもなく
着飾らない言葉を持っているところです。

最近、再読している本でLOVE&FREE―世界の路上に落ちていた言葉があります。



これは、彼が自分の会社を設立した後に
結婚と同時に会社を辞め、結婚した奥さんと
2年間をかけて世界一周旅行した時の紀行文であり
写真とヒトコトが綴られています。

その中で1番好きなページを紹介します。






サヤカの喜んだ顔が、好きだ。
ごちゃごちゃ能書きをたれる前に、
まずは、この女性を喜ばせることから始めよう。




こんな感じの素敵なヒトコトが詰まっています。
今、書いていて気付いたんですが
なんと言うか・・・みつおさんみたいな感じなんですよね。
心にしみる言葉がたくさんあります。オススメです。
最後にもうヒトコト



大切なことに気付く場所は、いつも、
パソコンの前ではなく、青空の下だった。




【高橋 歩の本】サンクチュアリ出版


新装版 毎日が冒険
夢は逃げない。逃げるのはいつも自分だ。
無一文&未経験&コネなしから自分のバーを創り、出版社まで創ってしまった著者の、25歳の時の自伝。とにかく笑えて、とにかく泣ける!スピード感あふれるジェットコースター・エッセイ!すべてのはじまりはここにある・・・・


サンクチュアリ―夢を追い続けた堕天使たちの「旅」の記憶
夢を叶える旅に出ろ!
高橋歩が仲間とともに駆け抜けたサンクチュアリ出版の2年間の記録。「毎日が冒険」の続編であり、「LOVE & FREE」へのスタートブック的存在の本でもある。彼はこの本を書き上げ、世界旅行へと旅立っていった・・・・


LOVE&FREE―世界の路上に落ちていた言葉
放浪しちゃえば?
南極から北極まで気の向くままに数十カ国を旅して歩いた、約2年間の世界一周冒険旅行の記録


WORLD JOURNEY
世界一周しちゃえば?
自由人・高橋歩による、地球を楽しむための放浪ノート。実践編。

【高橋 歩公式HP】
アユムチャンネル ayumu.ch 高橋歩オフィシャルホームページ
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東京タワー

2005年12月15日 | Book
親孝行しておこう。

そう思う。

僕は、最近リリーフランキーの自伝的小説
東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~を読んでいる。

小さい頃からの話を鋭い洞察力で描き
優しい言い回し、時に真実を述べる直感的事実。

誰もが迎える時までをつづる。


人間は、普段生きていることに鈍感であり
死を想像する力自体が衰えている。
無論、僕もそうだ。

そして、周りにいるヒトの大切さを
失ったときに初めて気付く。

周りにいる大切なヒトは
自分の周りにいることが当然ではなく
大切なヒトが周りにいる。
それだけでとても。とても幸せなことだと思う。

そんな当たり前なことに気付かせてくれるお話です。
とりあえず、年末に実家へ戻るときには
『東京ばなな』か『ひよこ』でも買って帰ろう
ちょっと照れるけど、親と色々話そうと思います。


話は変わるが、僕は毎年東京タワーへ登っている。
去年に続き2回目です。



高いところから東京を見下ろすと
自分が普段生活しているエリアが本当に狭い事に気付く。

そして、自分の悩みが小さい事にも気付く。

そして、高い目標を掲げました。

空気が汚くて、ヒトが多い東京
だけど東京タワーから見下ろす東京は
悔しいほどに綺麗で、無機質でした。

無機質で冷たい東京だからこそ、ヒトは
暖かい灯りと仲間を求めるのだと思います。

来年も同じ時期に東京タワーへ登ろうと思いました。
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I.W.G.P

2005年10月28日 | Book
みんな大好きIWGP。
TBSで放送されていたのも2000年ですから、かれこれ5年も経ちますね。

学生のときに何度も再放送を深夜にやっていて
結構、みなさんも眠いと思いながらも最後までみちゃったたちでしょ?

そんなみなさんへレコメン本。
もうご存知かと思うけども、IWGPの原作は石田衣良の小説で
現在も最新刊反自殺クラブ 池袋ウエストゲートパーク 5
マコトもキングもお馴染みのメンバーが活躍中です。



んで、今日ご紹介するのは
僕と同じように

ドラマIWGPからIWGPにはまった人

におススメな一冊。


ルージュ・ノワール 赤・黒 池袋ウエストゲートパーク外伝

です。
これは、池袋ウエストゲートパークを巡るもう一つの物語。
一人の映像作家が池袋最大のカジノ売上金強奪の狂言強盗に関わったことから
すべてのルーレットが回り始めます。

まるで馳星周の不夜城を髣髴とされるような息もつかせぬ物語の展開。
逆転の確立は二分の一。

赤か黒。
人生の全てをその一瞬にかけるもの達のクライム・サスペンスである。

もちろん。
キングやサル、マコトも出てきます。
と言っても出演とまではいえません。でも、これがミソ。

この小説を読んだら

なぜ、池袋のアンダーグラウンドがドラマの映像作品として世に出たか

が分かります。

物語の展開とは別に
一人の映像作家と池袋アンダーグラウンドの出会いがあります。

そこは、みなさんが物語を読んで楽しんでくださいね。
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鈴木えみ@relax

2005年10月11日 | Book
いや~本当にかわいい(´Д`)=з
モデルの鈴木えみは、本当にかぁいーね♪



えっと、いきなりこんな出だしですが
今日は僕が唯一毎月、購読している雑誌をご紹介です(汗)

それは、マガジンハウスの
relaxです。

なんでいきなり、鈴木えみの出だしだったかというと
今月号のrelax (リラックス) 11月号 [雑誌]の特集が

モデルの気持ち

なんです。

もう・・・

即買いですよ

即買い


後ろから2冊目のをね・・・


ちっちぇーなー 俺 _| ̄|○ 


それにしても
今回の特集の日本代表モデル11人は、とっても綺麗&かわいい(`へ´)

relaxは、何の雑誌と聞かれても一言で答えられない。
しいて言うならば、本当の意味での雑誌。

ファッション
アート
音楽
イベント
旅行
企画
デザイン...etc

はたまた今回のように美少女図鑑(笑)
つまりはrelaxなんですよ♪

毎月、いい感じで気の抜けた感じが好きで購読しています。
かれこれ4年くらいになるかなー
コメント (9)
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Fusionism-That's Future Jazz!

2004年10月17日 | Book
banbi(from supernova sky)からのrecommend
ジャズって…??フュージョンって…??
と、
最近の音楽ジャンルの細分化は、激しいですが、
では、一体どんな音楽なんだろうとお悩みのあなた。

おススメの一冊です。

世界の各都市の一線で活躍しているDJ・アーティストを紹介。
そして、各アーティストのインタヴューに加え、400枚を超える新旧ディスク・ガイドを掲載しています。

では、気になる掲載アーティストは、4ヒーロー、ジャザノヴァ、キョート・ジャズ・マッシヴ、マッドリブ、キング・ブリット、カール・クレイグ、クープなどなど。

世界各地で同時多発的に起きているフュージョン、クロスオーヴァー現象!!
時代の波をとらえた主要アーティストクラブ・ジャズ、フューチャー・ジャズの決定版。(shimo)
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マイケル・ギルモア(著) 村上春樹(訳) / 心臓を貫かれて

2004年10月17日 | Book
この本はですね、実は僕はまだ読んでいないんですよ・・・。
だから僕自身を含めてレコメン!

なぜ?僕がこの本に興味を持ったか?
それは、村上氏の奥さん(二人ともかなりの自由人で有名です。)が
外国でこのマイケル氏の本を読んだときに、
「この物語を訳せるのは春樹しかいない・・・。」
と思って、村上氏に話したらしいんですよ。

そんなクールなエピソード聞いたら、春樹ファンは読みたくなっちゃいますよね(笑)。

ちなみに内容は
『(「BOOK」データベースより)自ら望んで銃殺刑に処せられた殺人犯の実弟…。
兄と家族の血ぬられた歴史、残酷な秘密を探り、哀しくも濃密な血の絆を語り尽くす。
全米批評家協会賞受賞。』です。

しかし、僕が注目して欲しいのは、単なる訳本ではなくて、村上氏独特のエッジの効いた表現です。(shimo)
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ノルウェイの森〈上〉 / 村上春樹

2004年10月17日 | Book
たまには、本をレコメン。

村上春樹は、いいですよ。

なにがいいって僕の憧れる男の美学がつまっています。
煙草でからからになった咽をウイスキーで潤す。
ほんと主人公の「僕」は理想の男性像です。

大学生時代に誰もが感じるだろうと思われる孤独と喪失・焦燥感。
そんな感情をいだきながら展開される僕と直子の恋愛小説。
これほどまでにピュアに人を愛する恋愛小説は、僕は読んだことがありません。

ぜひ読んで欲しいけど、本音を言うと…あんまり紹介したくなかったんだよなー(笑)。
それくらい僕にとっては大切なレコメンです!!(shimo)
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Suburbia suite; Future Antiques

2004年10月17日 | Book
橋本徹氏が手掛けた
レコードレビューを中心にその時代時代を振り返る内容。

その時代を振り返る小話が僕は、好きです。
特に「彼女を連れてレコード屋に行ってはならない。」といったお話…

まったくそのとおりです!!

そんな小話もおもしろいんですが、お薦めの点が二点。
音楽の内容として、
free soul、jazz、O.S.Tといった1960年から1980年のモダーンなレビューが多数。

二点目は、デザインのすばらしさ。
レコードのジャケットがすべてカラーで掲載されていて、
サイケなそしてモダンなデザインが多数掲載されています。

デザインは温故知新。

音楽もいいですが、ARTの角度からもおすすめです。(shimo)
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須永辰緒 (著) / DOUBLE STANDARD

2004年10月17日 | Book
渋谷のレコード番長!須永辰緒著のディスクガイドです。これさえあれば、DJ陣は鬼に金棒ですね!でも、現実はヴァインス・アンドリューとか某オークションで10万の値がついているのを見ました・・・買えるかっ(怒)!!!お金のない僕はCDを買いました(泣)。内容は、人気Mix TAPEのオルガンバー・スイートに収録されている。Jazz,Bossanova,SuburbiaなどLoungeのレビューで構成されています。このジャンルの好きな方はレコード(CD)ガイド代わりにいかがですか!(shimo)
コメント (4)
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