【本日の福野郎 №153】
…描いている私が1番わかっています。
“最近の「本日の福野郎」、読書の描写が多くないか?”
…わかってるよ!でもそれだけ今読書に勤しんでいるんだよん!
一応別のネタを探してみたりしますが、でもやっぱり今1番伝えたいことを書くべきだと。
…それが読書ネタだったと(笑)
私が読書を通して学んでる証拠です、大目に見てね^-^
絵日記の通り、現在は「自宅にて」という本を少しずつ読み進めています。
ポルノグラフィティのギタリスト、新藤晴一さん(43)の本(2006年出版)です。
先日晴一先生2作目の小説「ルールズ」を読み終えまして。デビューに向けて奮闘するバンドのお話なんですが。
そうしたら若き日のポルノグラフィティの思いにも触れたくなりまして、「自宅にて」読み直しています。
雑誌の連載(2001年~2005年)に加筆・修正、再構成をした、という内容なのですが。
2001年の晴一さんは26歳。今の私と同い年。
読み進める度に「あ、同じこと考えてるー」と思う節が度々あって。
例えば、
・昔の自分が描いていた“大人になった自分の理想像”と、今の自分が全く違う!
(人はそうそう変われないんだ。他人と比べるのではなく、今の自分の傾向に合わせて対策しよう)とか。
・自分の才能とはなんだろう、もう出会えているのか、まだ眠っているのか…とか。
・注目を集めようとすると、世間の需要に従いがち。でもそれに歯向かいたい気持ちもある…とか。
自分にとって憧れの“人生の先輩”が、同じ年頃に同じ事を考えていた、というだけで、
なんだかほっとしたんです。
最近の記事に、「新しい歳になって、その歳への焦りの気持ちもある」…的な事を書きました。
でも“人生の先輩”も、26歳の時におんなじように感じていて、その思いの上に今の輝きがあるんだなぁと。
その事実に、自信をいただいたというか。26歳ってそういう歳なんだな、と思いました。
もちろん同じ考えばかりじゃなくて、「こういう考え方もあるのか!」という気づきもあったり。
読みながら、26歳のころの晴一さんに「ありがとう」を伝えたくなりました。
昔の体験談は誰にでも語れるけれど、
それって済んだ話だから。
涙が止まらない、投げ出したくなったような苦労の時間も、時が経てば半分笑い話になっていたり。
成功に辿りつくまでに色々思考したことも、記憶の中では歯抜けになっていたり。
「今感じている事を今言葉にしたもの」と、「未来で経験談として言葉にしたもの」とでは、
同じ時間の事を話していても、別物なんだということに改めて気がつきました。
だから、人生の先輩がこうして“その瞬間に感じたことをその瞬間の言葉で”を残しておいてくれるのは、
後輩としてとってもありがたいことですよね。
言葉って、タイムスリップできちゃうんだなぁ。
いつかこのブログも、26歳になった誰かの役に、少しでも立てる日が来るかなあ?
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その先輩が憧れの人だったら尚更嬉しくなりますよね。
もしいつか自分の人生の後輩が自分と同い年になったとき、同じ考えを持っていたと知ると、今の私たちと同じ気持ちになってくれると嬉しいですね。
そうであるといいね
そうなんです、自分だけなのかなと思っていた事が、実は他の人も同じように考えていたんだ~という事実だけで安心できますよね!
そう考えると、後輩たちのために何か残せる先輩になりたいものです!
闇かさしさん>
ですね!
でゃ!