Living by Bay and Canal

登場人物:海くん(夫)、キリン改めタクミ(長男)、ちびちび改めてんちゃん(次男)、そして私(妻)。最近は、お弁当日記

福井2023 その3 朝倉氏遺跡

2023年08月29日 | レジャー・旅行記 
福井県は、絶景スポットでも有名であるが、
街がきれいで驚いた。
クリーンできちんとしている。
住みたい街だ。

国内、海外、いろいろ旅しているが、
福井県ほどキチンとしている場所はない!と感動。

地方に行くと、壊れかけの家屋や、車が
打ち捨てられて、蔓草に絡まっているが、
そういう感じじゃないのだ。
また、デカい宣伝看板があったり、コンビニが過剰にあったりしない。

2泊3日だし、福井県の全てを見たわけじゃないけど、立ち寄ったり、通ってくる途中は一貫して、きれいだった。

田園風景の中の民家は、黒い瓦屋根と、縦横がピシッとした感じの建物。慎ましく、凛としている。

なんか、好きだなぁ。





朝、あわら温泉から東尋坊へ。
凄く暑かった!
湿度が低く、日差しが眩しい。肌が痛い。
空の青、海の青、白い雲、黒い岩壁がはっきりしている。

その日は、気温が38度くらいあって、あまり長居は出来なかった。
足早に回ってたくさん写真を撮った。

その後、一路、朝倉氏遺跡へ。
日本海側から、内陸を目指して一時間半くらい走る。

見学するうちに、この遺跡のすごさに驚く。
まるでトロイア遺跡‼️

城から、城下町までがそっくりそのまま出土しているのだ。(建物は残っていませんが)

織田信長に攻め滅ぼされ、城や城下は焼けて土に埋まっていた。

当時、朝倉氏が使っていた武具や生活品が2万点以上も出てきた。
柱の基板の石や、堀割り、土塁から、建物の部屋割りや、柱の幅がわかる。
トイレの形状まで分かるので、広大な発掘現場の一部では、民家の復元をしている。








帰りの時間があるので、山の上の城跡までは行かなかったが、麓の朝倉館は見に行った。来客をもてなす場所だったようだ。

館の建物の中に、現存する最古の花壇がある。花を愛でながら、宴を催す造りだ。

雅なり、北陸の小京都。







  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする