33年前の夏

33年前の夏、何があったかといいますと・・・。
それは、私と妻が出会った夏。
何度か似たようなお話はしていますが、この時期
7月末になると毎年思いだす記念日です。

名付けて『篠島記念日』。

1979年7月26、27日に愛知県の篠島という島で吉田拓郎の
オールナイトコンサートがありました。

当時私は大学2年、妻は高校2年。
それぞれ別々で参加していたのですが偶然出来たグループの
中に妻も加わって2日間行動を共にするという運命の出会いでした。
さすがにそのときに「あっ、この人と結婚するかも。」なんて
思いませんでしたが。
16,000人が集まったというこのイベント。
そこで出会うのですから、まさしく運命！

・・・で、モノ持ちのいいもっちゃんの宝物。
そのイベントのチラシです。
大学生のもっちゃんと高校生の妻がそれぞれ
期待に胸を膨らませて東海道線の夜行列車に乗って行きました。
右側のモノクロ写真、雑誌の切り抜きなんでしょうけど、まるで戦時中の
写真のようですな。横たわっているのはみんなでザコ寝している様子です。
死体じゃありませんよ～（笑）
この日も暑かった。
午前中から並んでスタートが夕方からですからね。
売店で売っているコーラを何本飲んだことか。

これはコンサートのライブＬＰです。
我が家に2枚あります。
当時、一緒に暮らすことになろうとは夢にも思っていませんでしたから
私と妻がそれぞれ買ったものがこうしてあるわけです。
ちなみに、拓郎のＬＰが2枚ずつあるのはこれ以外にもあります。


全然話は変わりますが、このジュラルミンケース。
当時音楽業界の人はコレ持っていました。
カッコイイなぁと思い私も業界のアルバイトをしてましたので
使っていました。今は、思い出のお宝箱になっています。

毎度、昔を振り替えるのが大好きなもっちゃんであります。
この写真を撮るのに部屋でゴソゴソやっていたら娘が
「お父さん、何やってんの？」と聞いてきたので「33年前篠島がね・・・」と
説明したら「ヘぇー、すごいねぇ。」と感心してくれました。
妻のほうはと言えば毎年「えっ、そうだっけ？覚えてなーい！」と
フラレっぱなし。
女はドライだからなぁ～（笑）