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えー、まとめますと…という感じでよろしかったでしょうか?

ブログ等色々のサイトにチョコチョコ書き込みしている私ですが「多少なりとも纏め的なことが書けたらな」ということでここに☆

「朝生」 沖縄基地問題

2012年05月04日 02時14分04秒 | 考えていること
今回の『朝まで生テレビ』(テレ朝系)は沖縄の基地問題がテーマだった。
ちょうど今年は沖縄の本土復帰40周年の年にも当たる

司会の田原さんは十分に心情的に(いい意味で)同情心を持って沖縄の人達の意見に耳を傾けていたように感じられた。
田原さんの狙いとしては今回は「沖縄の人達にふだんの思いの丈を存分に話してもらおう」ということがあったのではないかとぼくには思われた。
その上で田原さんが強く押した議論のポイントは一転、
「沖縄の人達が『米軍の基地を自分達にばかり押し付けられるのは嫌だ』という思いは十分分かる。もし、安保条約が大切だというのなら、本土各地でも等しく基地負担を負うべきだと思うが、これをどう考える?」。
しかし、それに対して返ってきた答えは「基地は嫌だから引き受けない」的な一言だけであったと思う。
これでは「“基地問題を議論する”と言ったところで話にもなんにもならないと思うのだが

議論を聴いていてぼくが感じたのは「沖縄の人達の意見というのは情緒的、感情的で、そこをベースにした思いや願いについて語っているなぁ」というものであった。まぁ、べつにそういう内容の意見が「現実みがなくて悪い」と言っているのではないが。
沖縄の人達は「太平洋戦争における地上戦の体験を未来へ語り継いでいって平和な世界にしたい」と考える人々なのだろうと思う。いわばあの戦争体験を「“負の遺産”としたい」と考えているのではないかと思う
(それに対して本土の人達は“水に流す文化”により、あの戦争体験を「なるべく早く忘れてしまい、新しい生活を作りたい」と考えたのではなかっただろうか)

また、沖縄の人たちには「琉球王国幻想」というものがあり、その昔“一国の独立国”として交易(中継貿易)で栄え、経済、文化を発展させてきたという思いがあり、望めばいつの日かまた“武力に寄らない国家運営”が沖縄独自で行えるのではないかと思っているところがあると思う。
いわゆる「沖縄独立論」であるが、ぼくの感じだとこういう考えはいまのところまだまだ「掛け声止まり」のものにすぎないように思える。
観光ビジネスや友好、親睦目的の他国との交流といったものは行われているものの、具体的な独立へ向けての生臭いような政治的動きをする人というのはまだまだ出てこないように思えるのだか。

ところで、沖縄の人達にとって(また各地の原発建設を認めた人達にとっても)「現実みのある話」といえば“お金”ということになるのだろう
これまでの沖縄では“非武装中立”的考えで平和を願う人達の一方に土木建設業をはじめとする経済界の人達がいて、この「現実みのある話」を牽引してきたのだと思う
しかし、ここへきて県民の意識の変化(基地の跡地利用による大型ショッピングモールの成功や観光客の順調な伸びなど)によりそういう「現実=基地と引き換えの振興策をはじめとするお金」という話は通らなくなりつつあるのかもしれない。

「安全保障政策として沖縄に基地(米軍にしろ自衛隊にしろ)を是非置きたい」とする日本政府(および無言の賛同者としてそれを後押しする日本国民)の「現実路線?」と、非現実的であると批判を受けながら「基地の無い平和な島」を望む沖縄県民の距離、溝は永遠に埋まらないように思えたりするのである。
「日本の安全保障→日米安保→基地問題という現実」を解く鍵はなかなかみつかりにくくなってきているのかもしれない、と思った。


 (田原総一郎さんのツイッターのツイートから)
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namatahara
朝まで生テレビで沖縄の基地問題を沖縄でやった。色々考えさせられた。沖縄の人々は、米軍よりも自衛隊を嫌っていて、アメリカに対するよりも日本政府に対する不信感が強い。この責任は主として民主党政府にある。自民党時代に、沖縄の県知事や名護市長達が普天間基地を辺野古へ移す事に賛成した。
5/2 22:51[ Twipple for Android ]

namatahara
その為に、野中広務さんや岡本行夫さん達が、一年の殆どを沖縄で暮らしあらゆる島の人々と食べて飲んでとことん話し合った。その為に沖縄の人々が世界で最も危険な普天間基地を辺野古に移す事を納得してくれた。それに対して民主党政権は手抜きもいいとこだ。
5/2 22:55[ Twipple for Android ]

namatahara
鳩山首相は普天間基地を、最低でも県外に移すとあてもなく言い、沖縄県民を裏切った。菅首相は沖縄との関係を良くする為のなんの努力もしなかった。沖縄の県民はとても憤っている。その神経を逆撫でするように野田首相は沖縄県民と話し合いをする事なく辺野古に移す、辺野古に移すと言い続けている。
5/2 22:59[ Twipple for Android ]

namatahara
無責任極まりない。だからこそ沖縄県民は米政府より日本政府に不信感を持ち、米軍より自衛隊を嫌うのだ。民主党政権になって、野中さんや岡本さんのように一年の殆どを沖縄で暮らし、沖縄の人々と密着して話し合う大臣も政治家も全くいない。
5/2 23:02[ Twipple for Android ]

namatahara
番組を見た視聴者の方達から、番組が偏り過ぎている、左翼ばかりが出ている、と言う批判が多かった。だが、決して偏った人選をしたのではない。地元の放送局に平均的な人々を集めて貰ったのである。沖縄の人々が日本政府に如何に不信感をもっているか、という証拠だと思った。
5/2 23:07[ Twipple for Android ]

namatahara
僕は、民主党幹部達がなんとかして沖縄の人々の信頼感を得なければならず、その為には担当大臣、そして民主党の幹部達が、それこそ沖縄に住み込んで沖縄の人々と何十時間も何百時間も話し合う事が肝心だ。だが、その努力を全くしていない。残念ながら視聴率は四年ぶりの低視聴率だった。
5/2 23:11[ Twipple for Android ]

namatahara
東京はじめ、本州の人々は沖縄の問題は自分たちには関係ない、沖縄の問題は沖縄の人々に押し付けておけばよい、と思っているのではないか。今回の沖縄での朝生は、考えさせられる事が実に多かった。
5/2 23:14[ Twipple for Android ]
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上の田原さんのツイートの中に「番組を見た視聴者の方達から、番組が偏り過ぎている、左翼ばかりが出ている、と言う批判が多かった」「残念ながら視聴率は四年ぶりの低視聴率だった」という言葉がある。

昔、『news23』で筑紫哲也さんが、「この番組内で沖縄のことを取り上げると『なぜ沖縄ばかり取り上げるのか、偏っている』という苦情の電話がよく入る」と言っていたように記憶しているのだが、戦後日本人は国防の負担を米軍と沖縄の人達に負わせて、自分たちはその分身軽になって経済繁栄のための営みに励み、その繁栄の果実を本土の人間だけで味わったという「罪の意識」的な感覚というのを全く持たないで暮らせて行けてる人達なのだろうかと疑問に思うところもあるのだが。


(当番組の今回の主な出演者)
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● 沖縄で激論!日本安全保障とアジアの平和

番組進行:渡辺宜嗣(テレビ朝日アナウンサー)、村上祐子(テレビ朝日アナウンサー)、三上智恵(琉球朝日放送キャスター)
司会:田原総一朗
パネリスト:福山哲郎(民主党・参議院議員、参院外交防衛委員長)、小池百合子(自民党・衆議院議員、元防衛大臣)
糸数慶子(無所属・参議院議員、沖縄県選出)、大田昌秀(元沖縄県知事)
ケビン・メア(元米国務省日本部長、元沖縄総領事)、謝花尚(琉球朝日放送報道制作部長)
手嶋龍一(外交ジャーナリスト、作家)、前泊博盛(沖縄国際大学教授、元琉球新報論説委員長)
森本敏(拓殖大学海外事情研究所所長)、葉千栄(東海大学教授)
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