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魚のアトリエ”うおとりえ”

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 「魚っ食いの365日

走水の海苔・・・食材の源流を訪ねる

2012年02月05日 | 食材の源流を訪ねて

  走り水の海苔

2月4日、立春。

 横須賀・走水の海苔養殖のFさんから「いい海苔が出来ましたよ!」と嬉しい便り。
 東京湾入り口の走水は、流れが速い。そこで育つ海苔はいかにも美味そうな感じがする。

      

 かつて、東京湾沿岸一帯は海苔の一大産地だった。江戸前の海苔として名高い。
 自分の知っている限りでも、横浜本牧海岸から磯子・金沢(小柴)にかけの海岸は
 海苔しびが連なっていた。海苔ばかりではなく、魚も豊富で良く釣れた。

 走水海岸では、今でも海苔養殖が続けられている。
 食材の生産者を訪ねるのが好きで、Fさんのところへは、ここ数年冬になると訪問する。
 目的はもちろん海苔を買うことだが、行くたびに新しいことを教わる。
 
 今シーズン一番の海苔だという。素人のわたしには、見た目の色味とか光沢は分かる気が
 するが、本当のところは分からない。一言で言えば、香りがあって旨味のある海苔がよい
 海苔ということだろうが、それを知らせてくれるのが嬉しい。

      

 明日の朝が楽しみだ。


 今では、焼き海苔が主流で家庭で焼くことは少なくなったようだが、やはり、その都度焼
 く方が美味しいように思う。焼き海苔は簡便だが、食べ物はいくぶん手をかけることの方
 がよいように思う。

 海苔は湿気に弱いから、湿度の高い夏を越すと、どんなに乾燥剤を入れて保存しても、紫色
 に変色して困った経験がある。ところが乾燥剤を使わなくても、ビニール袋にいれて、冷凍
 庫に保管をすれば湿気をくわない。だから、一年分をまとめ買いしても全く心配がない。
 このことも、Fさんから教わった。

 走水の海岸から、少し南に行くと観音崎の灯台がある。
 
      

 灯台の上を羽田に向かう飛行機、沖を行き交う船を眺めるのも楽しい。 

         
                                   横須賀美術館のレストランからの眺め

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