商品名が代名詞になりそうな例の一つですね。
Sony製以外もついつい、ウォークマンって言いたくなってしまいます。
最近はiPodが流行の、ポータブルオーディオプレイヤーのお話です。
最初に買ったのは、本当にWalkmanだったと思います。
アナログテープのヤツね。
それをずいぶん使っていました。
時代は、CDやMDに移っていても、購入したCDをテープに落としたり、レンタルしたCDをテープに落としたりして、使い続けました。
んで、そのうち、調子が悪くなって、テープ巻き込んだり、蓋が開かなくなったりというトラブルを経て、お蔵入り。
普通なら、時代的にここでMDとかに移りそうなもんなのですが、その後しばらくは
ラジオとかで我慢していました。
んで、テープのWalkmanの次に購入したのが、シリコンオーディオプレイヤー。
今流行の、所謂MP3プレイヤーです。
つまり、私はCDとMDをすっとばした感じになります。
iPodで一躍有名になりましたが、私はまだマイナーな時分に買いました。
MPIOの初期の型番のヤツです。
いまだ現役。
メモリは、内蔵+スマートメディアで、64+128=192MB
当時でいけば、これでも結構なメモリ量だったと思います。
この商品の購入動機は、当時としては、多めのメモリ量+電池。
単三電池1本で18時間の連続再生ってところ。
やっぱり省エネですよ。っていうか、最初は動作保障対象外でしたが、一般のニッケル水素充電池が使用可能だったので、経済性もよく、いざという時通常のアルカリ電池でもよいので、利便性がよく、そこが決め手でした。
ま、そんな電池の話をしたいわけじゃないんだ、今日は。
まぁ、当時は多めの192MBとはいえ、今から比べると容量少ないですよね。
MDみたいに交換用のスマートメディアを持ち歩くわけにもいかない。
MDとスマメでは、メディアの値段が雲泥の差です。
つまり、192MBに入れれるだけの曲を入れて、時々総書き換えという作業をするわけです。
んで、192MBにどんだけの曲が入るのか、という問題です。
MP3は、通常128kbpsで圧縮すれば、まぁ大体WAVEの1/10ってところでしょうか。
そうすると、CD一枚640MBととすると、MP3で64MB。
大体、CD3枚分が入る計算になります。
CDやMDウォークマン派からすれば、十分な容量に思えるのかもしれませんが、CDやMDのようにメディアの交換がきかない点を考慮すると、物足りません。
そこで、やるテクニックは高圧縮。つまりは、音質の劣化。
半分の64kbpsでやれば、倍の音楽が入れられます。
とはいえ、MP3では、128kbpsを下回りだすと、音質の劣化が激しいのなんのって…
64kbpsなんて、聴けたもんじゃありません。
そこで登場するのがWMA。
こいつは、低ビットレートの場合には、MP3よりも抜群に音質がよくなるのです。
(128kbps以上の高ビットレートだとあんまり違いわからんのですけどね。)
64kbpsでも、WMAならまぁまぁ聴いていられます。所詮ポータブルで、騒音の中で聴くことが多いので、それほど音質を重視するわけでもないですから。
前述のMPIOはこのWMAに対応していたのよね。
ココもポイントでした。
んで、最近のヤツはというと、HDDなんかも出てきて、1GBも当たり前。
ここまで来たら、こんな昔のように必死になって容量節約しなくても、大量の音楽をガンガンぶち込めるからいいよな~って言うお話。
ま、私はMPIOが現役で動くうちは、多分、64kbpsでせこせこWMA圧縮して音楽聴いていると思います。
私が買い替えを考える時期にはどうなっていることやら…
余談。
こうやって、自分で聴きたい音楽を自由に聴きたい形式に、聴きたい設定で圧縮させてくれない、CCCDって嫌いです。
圧縮ぐらい、好きにさせろと言いたい。