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南魚沼~わが故郷から~

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天地人 第10回 「二人の養子」

2009年03月08日 | 天地人
「イケメン」で始まった第10回「二人の養子」。
緊張感のある展開でとても楽しめた。

角田・柿崎晴家の景勝への夜討ちで始まった。
壮絶な死闘の末に柿崎は上田衆に討ち取られる。
角田信郎さん、格闘家らしい演技だった。
「・・・さようなうそつきどもは、わしが成敗いたす~!」

策士 遠山と樋口惣右衛門の知恵比べも面白い。
勝手方を知る惣右衛門「今夜のうちに金銀をおさめた本丸をおさえよ」。
「先手必勝」で動いた惣右衛門の作戦勝ちになるが、父を介した兼続、景勝の阿吽の呼吸も
最後の方ではしっかりみてとれた。演出も悪くない。
これからこのコンビのこんな気の合った場面が多く出てくるのだろう。
楽しみですね。
一つ注文をつけるとすれば、謙信没の報を受けた小田原北条や甲斐武田の越後を巡る動きも
少し描いてくれると全体構図がもっとわかりやすくなるし、面白くなるのではと思うが。

今回のMVPは、遠山(小田原北条か)の陰謀を知らずに、「裏切られた」との思いこみ
からの葛藤から、ついに暗黒面に入ってしまった「上杉景虎」にしたい。
「イケメン」がサブタイトルでもあるし、今回の主役はこの人だろう。

第2位は、ブラック・サイドから柿崎晴家。
最後を飾る壮絶な死は、このドラマとしては異彩を放っていた。
角田さん、まだまだ登場して欲しかったのだが・・。

第3位  樋口惣右衛門
原作を読んでいない人は、ここでなぜ父上が出てくるのか困惑する部分もあるが、この人は、
相当の知恵者で、上田長尾家の台所役なので裏方専門、このキャリアがものをいう。
これからも度々、危機から兼続、景勝を救う。
高島政伸・樋口惣右衛門、落ち着いた演技で良かったです。
・・しかし、兼続はよい家族に恵まれたものだ・・。

ブラック遠山、前回初登場ですが、この人の役回りとブラック度、いいですね。
北条の越後侵略の先兵役である正体を現し、景虎を遂に暗黒面に引き込んだ。
そして小田原北条が越後に攻めこんでくる。
ここまでは予定通りか・・?

これまで、なんとなく終わってしまい、次回へのワクワクするような楽しみがあまり感じら
れないドラマ展開だったが、今回は1週間が長く感じられそうだ。
大河ドラマは、やっぱりこうでなくては・・・。

次回は 第11回 「御館の乱」期待!!



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