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南魚沼~わが故郷から~

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舞子大山組卯年大祭ドキュメンタリー

2011年07月25日 | 卯年まつり
昨日、舞子大山組卯年大祭の記録映像のDVDが届いた。
早速鑑賞ということになった。
ブルーレイ版は、やはり圧倒的に存在感のある映像を見せてくれる。
大祭の開催を約2ヶ月後に控え、東日本大震災や福島第一原発事故が発生し、自粛し大祭を中止することも検討された状況も記録されている。
「大余興」を中止し、前日祭や御神幸渡御を中心に過度に華美な企画などは自粛するという申し合わせで実施された。

この舞子大山組の卯年大祭の全体的な歴史的経緯や構成10地区の歴史なども、渡御行列の進行に併せてナレーションで記録されている。
貴重な文化・歴史資料ともいえる内容で、当地域の歴史を学ぶことができるし、更に深く勉強しようと思うきっかけになるかもしれない。
・・、当坪池区で大祭の度につくられている「杉門」も、昔は入り口と出口にそれぞれあり、「清めの門」「神社の結界」の意味もあるのだ
そうだ。等々・・、初めて聴く興味深い解説が多い。

 

大山組全体の御神幸渡御祭の前日に、10地区でそれぞれ単独にまつりが開催されるが、その様子や山元である舞子地区のおごそかな鎮座祭も
記録されており、「舞子大山組卯年大祭の全体像」を初めて知ることにもなった。
本部の役員でもなければ、これまでは自分の村のまつりと御神幸渡御祭しかわからなかったわけで、興味深く見させてもらった。

全体的な構成、映像、ナレーションとも文句のつけようのない内容の記録映像だが、欲を言うとクライマックスの行列が御神山に登る場面、
「ここが最後の勝負所」みたいなものが、みんなの中にあると思うので、もうカメラを2台くらい多くして、上から下から真ん中から撮影して、
じっくり長い時間に構成しても良かったのではないかと思えた。

父が楽しみにしていた映像が届いて、しばらくは家族全員で楽しませてもらおうと思っている。

最後の女の子二人もそうだが、『12年後はまかせて・・』、という意気込みを感じさせてくれる若い方々が随所に登場する。
12年に一度というのは長い、しかしそれだけこの地区の住民には大切な行事といえるのかもしれない。
「~から応援にきました」というまつりの参加者の声もいくつか収録されており、地域だけではない広域的なまつりに変わってきていることも
あらためて知ることができた。「舞子大山組 卯年大祭」が、ひとつのブランドになっていくのかもしれない。

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