教育のとびら

教育の未来を提言 since 2007
presented by 福島 毅

日本人の底力がいま、試されています

2015-02-02 | 雑感(教育以外の話題)
今日も、facebook投稿を引用します。

---------------------- ここから引用

日本は古来から八百万の神信仰があって、それはいわばどこにでも神様が宿っているという信仰。

そして、文化も柔軟であり鎖国していた時代もあったものの、大方、あちこちの文化を批判なく受け入れてきた国。
各地に根付いている習慣・文化や品々が諸外国起源であるものも多い。
料理も各国料理をおいしく提供することができる。

日本は島国であり、近代以前までは自国内で自給自足し、資源獲得の目的で覇権したりはしなかった国。
(豊臣秀吉のように、時の権力者が隣国に侵略の手を伸ばしたことがたまにあったけど)

第二次世界大戦後は、平和憲法のもと、戦争とは無縁に国内の経済発展に集中でき国際社会からも目を見張る奇跡の復興・発展をしてきました。多数の発展途上国への援助も分け隔てなく積極的に行ってきた国家です。

貿易はアメリカでもロシアでも中国でもアジア、豪州、ヨーロッパ、そして中東とも。
それこそ今の経済を支える上では世界中と貿易しなくては成り立たないのが現在。

本来は、誰とでも仲良くやっていくことが好きだし、そういう文化・風土・民族性があるのだと自分は思っています。

世界が経済的にも文化的にもどんどんつながっている現代社会。
八方美人になること、そしてそうしたふるまいをすることが悪いことだと思わない。
敵・味方をつくらずに、誰とでも仲良くなる。誰にも親切にする。
むしろ、それができるなら、それこそが世界の手本となるかもしれない。


9.11後のアメリカ
テロの後に国民感情が爆発し、その怒りの矛先はアルカイダ・アフガニスタンの地に武力という形で表現された。
結果、何が残ったか。 いまだ終息しない状況、さらなるアメリカや武力を行使した同盟国に対する憎悪
そして多くの兵士の犠牲や自殺、PTSD

さらに解決されない差別や貧困は中東のあちこちに過激な武力集団をつくりだしている



日本が発信すべきことは何だろう。
怒りに任せた暴力・武力の連鎖では平和は訪れないこと。
だから、対話のテーブルをつくるということ。
観たい未来は、暴力と憎しみが連鎖するそこじゃない。

アメリカのような悲劇を日本もたどるのか、世界に新しい平和と調和の未来を提言できるのか

いま、日本人の底力が試されている。

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