教育のとびら

教育の未来を提言 since 2007
presented by 福島 毅

NHKスペシャル「インドの衝撃 わき上がる頭脳パワー」

2007-01-28 | 番組、記事、書籍コメント
1月28日21時からのNHKスペシャル「インドの衝撃 わき上がる頭脳パワー」という番組、ご覧になりましたか?
http://www.nhk.or.jp/special/onair/070128.html

インドでは60年前に建国して依頼、国家として頭脳立国を目指しており、地球規模での現在のIT社会において、インドのパワーが大変大きくなっているという話でした。

インドは元々著名な数学者・科学者を輩出してきた土壌があり、また、近年はソフトウエア開発でかなりのインド人技術者が世界で活躍しているという概略は知っていたものの、国をあげて、またインド国内の企業が大変力を入れているのには正直驚きました。

数学や科学教育について言えば、小学校から大学に至るまで、単に答えや解法を暗記させるのではなく、徹底的に考えさせる、そしてその考えるプロセスを重視するという教育はフィンランド教育に似た部分があったと思いました。

これからの社会では複雑な問題が持ち上がったとき、あるいは新しいビジネスモデルが必要な時には、独創的な問題解決能力が求められます。そういった時にどういった人が力を発揮するかといえば、基礎をきちんと押さえた上で独創的な発想ができる人材ということになります。また数学的な論理・思考力は大きな武器となることでしょう。

インドのある家庭で、家族団らんの時間に数学パズルのゲームが家族でやっていた映像が鮮明に残りました。
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