教育のとびら

教育の未来を提言 since 2007
presented by 福島 毅

NVC応用編に参加

2013-06-17 | 研修・セミナー・講演など
6月17日に、NVC応用編というセミナーに参加してきました。

今回はまず、リフレクトバックとフィードバックの手法。
2人ペアで、相手の語る話に対して、リフレクとバック(ただ、相手の話をそのとおりに返してあげること)とフィードバック(相手の話を聴いて、エンパシーすなわち自分が感じて共感したことを相手に言葉で返してあげる)を適当に織り交ぜながら対話をすすめていきます。そうすると、語り手は自分の内側にあるニーズにつながっていき、自分の中の解決策を自分でみつけるようになったり、あじわったりすることができます。

次の段階は、自分の中の相対する矛盾を人格化して、その人格を統合するような手法。
2人ペアで、一人は語り手(A)、一人は聴き手(B)。
 1)Aさんは、まず自分の中にある矛盾ある二人の人格を探します。例えば、「今を変えたい自分」と「現状を守りたい自分」というふうに。
 2)Aさんは今を変えたい自分の立場で語り、Bさんがリフレクトバックとフィードバック 
 3)しばらくしたら、椅子の座席を交代して、Aさんは現状を守りたい自分の立場で語り、Bさんがリフレクトバックとフィードバック。
 4)また座る位置を変えて 2) 3)を繰り返していく。そのうちに、統合された気持ちや解決策に気づく。
 5)Aさん Bさんの役割を交代。

相矛盾する二人の自分の中での葛藤。よくあるケースですね。
これをNVCの手法によりニーズを探る旅に出ると、その矛盾が統合されていくというワークショップでした。



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