読解力が世界一といわれるフィンランドの初等教育では作文を書く時間がとられていまいます。読解と作文とは一見、反対の作業のようで実は表裏一体です。
作文の作業では、記憶した語彙をうまくつなぎあわせながら次々と出力していきます。またそれを読み返して推敲する段階で読解力も鍛えられていることになります。
読解力をつけるには、ひたすら読むという行為を連想しがちですが、読む=目で追う というだけでは受動 . . . 本文を読む
ニュージーランドでは外出の際に、家に鍵をかけない家庭が多いという話を聴いたことがあります。かつての日本においても、ちょっとした買い物に行く際などは鍵をかけないといった家庭はあったと思いますし、隣近所にちょっと声をかけて留守番を頼むということも少なくありませんでした。
空き巣や自転車窃盗などが日常茶飯事になっている今、「盗まれる者は、自分の安全管理の甘さがあり、盗まれた人がきちんと防犯対策してい . . . 本文を読む
フィンランドやデンマークにおいては、就学前教育が行われています。就学前教育とは、義務教育がはじまる1年前から、義務教育にスムーズに移行できることを主目的として行われる教育のことです。大きく分けると、「自分でできることは自分で行うなど、自主自立に関すること」と、「人の話を静かに落ち着いて聞くなど、集団生活にスムーズに適応するための訓練」などがあります。この就学前教育においては、「いかに字を早く覚える . . . 本文を読む
現地 2007年1月6日(土) コペンハーゲン市内観光
この日は9時にホテルを出発し、コペンハーゲンの市内観光を行いました。人魚姫の像、王宮、繁華街のストロイエ散策などです。
王宮は日本の皇居にあたるものですが、一般人でも普通に入って見学できるといったオープンさに驚きました。
すでにおみやげなども購入してしまった参加者も多く、もう半日、デンマークの学校を見たかったという声も聞かれました。
現 . . . 本文を読む
現地 2007年1月5日(金) ヘルシンキ⇒コペンハーゲン
この日はヘルシンキからデンマークの首都コペンハーゲンに移動するため、4時起床で5時にはホテルを出発しました。8時20分頃、コペンハーゲンの空港に到着し、現地のガイドさんに連れられ、バスで小一時間ほどのヒメレフスコール小学校を訪問しました。
まずは、小さな会議室に通され、コーヒーやパンなどのおもてなしを受けました。校長先生から、デンマー . . . 本文を読む
現地 2007年1月4日(木)
ヘルシンキ市内のホテルを9時に出発し、バスで約1時間、クオパ・ヌンミ中学校を訪れました。この学校は託児所および小学校を併設しています。託児所については、児童は130人(うち30人がなんらかの障害を持っている)、教員が35人です。小中学校生徒人数は550人(うち130人がなんらかの障害を持っていて特殊学級所属)、先生が40人、先生助手が40人、教室助手が2人、その他、 . . . 本文を読む
現地 2007年1月3日(水)
この日は午前にヘルシンキ郊外のフクマヌンミ小学校訪問、昼食、午後にビヒティ市総合学校・高校訪問という日程でした。
行きのバスの中では日本語通訳のガイドさんにより、フィンランドの教育について全般的なお話がありました。就学する学校の種類や就業学年の資料をいただき、説明を受けました。
1時間弱でフクマ・ヌンミ小学校に到着。昨年の3月にオープンしたばかりの新しい学校で . . . 本文を読む
教育家庭新聞社主催の北欧教育視察(フィンランド・デンマーク)に参加しています。現在、フィンランドの首都、ヘルシンキのホテルから書いております。
フィンランドの教育視察が明日から始まりますのでレポートしていきます。
2007年1月2日のヘルシンキは曇り、22時(現地)の気温は4℃でした。
<写真は乗り継ぎ地のコペンハーゲン空港です>
. . . 本文を読む