Manabus Column

路地裏から尾根道を行く

スターウォーズと寅さん

2020-01-20 | Weblog

今年に入り映画を2本観に行った。

まずは、新スターウォーズの完結作のエピソード9。

  

前作のエピソード8では監督が違かったが、今回はまたJJエイブラムスさんであった。

エピソード8は、あまりスターウォーズらしくなく、ストーリーもどこへ行ってしまうのかと思ったが、今回で無事完結したて良かった良かったという話。

 

ただ、あまりにも強引に話を繋げた感がありなんだかなあと思ってしまうが、スターウォーズらしさが戻ってきて何より。

昔からのファンからすると、大きなスクリーンでXウィングなんかが見られるだけで「おお!」と感激してしまうのである。

結局、過去の事を踏襲してるだけではとも思うが、そうでもしなければエピソード8の様になってしまうし、新しい物語を考えるのも大変なのだなと思う。

 

もちろん映画は面白かったし感動したが、観終わってからの余韻があまりない。

僕の中で、スターウォーズで印象に残っているのは、エピソード5とエピソード3である。

どちらも悲劇的な終わり方をするのである。

 

文字通り戦争映画だから悲劇は付き物で、そうなると今回の映画はなんだか綺麗すぎるのではと思う。

例えば主人公の顔が半分火傷するとか、カイロレンももっと悲劇的な終わり方をするとかラストの印象が欲しかった。

その辺りは親元がウォルトディズニーであったが為に、あまり好きな様に出来なかったのかもしれない。

 

 

 

 

何度も言う様だけども、それでも大きなスクリーンで映像を観られるだけでも嬉しいのだけどね。

 

それともう1本は、これもスクリーンで観たかった「男はつらいよ」であった。

寅さんが映画館で観られるなんて思わなかったが、まさかCGで寅さんを合成するのか?とも思ったがもちろんそうでは無なかった。

 

これは笑いあり涙ありで非常に良かった。

みんな歳を取ったなあと自分を棚に上げ思ってしまうが、ヒロシとさくらの若い頃はとても美男美女だったんだなあと驚く。

映画館を出ても、思い出して笑ってしまうくらい面白かった。

 

スターウォーズも寅さんも中学生の時に観ており(寅さんは修学旅行のバスの中で)、どちらもとても面白かったと記憶してる。

そして新たな作品が出て楽しませてくれるが、やはり初期の作品には到底叶わないのだなと改めて感じてしまう。

 

「いやぁ、映画って本当に良いものですね」

水野晴郎さんだったらどんな感想を持っただろうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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