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百日ぜき患者、前週からほぼ倍増

2008-05-27 12:19:25 | 個人日記
5月12日から18日の1週間に全国約3000か所の小児科医療機関から報告があった百日ぜきの患者数は325人で、前の週の174人からほぼ倍増したことが5月27日、国立感染症研究所感染症情報センターによる集計(速報値)から分かった。一週間当たりの報告数としては、現行の集計体制がほぼ整った1999年以降では最多で、特に20歳代以上の患者が増えている。同センターでは、拡大がピークを迎える夏を前に注意を呼び掛けている。

 百日ぜきの患者数は、4月下旬から2週連続で減少していたが、再び増加に転じた。都道府県別では、広島(45人)や愛媛(26人)、埼玉と愛知(共に24人)で特に多く、今年に入ってからの累積報告数は2177人で、昨年の同じ時期の3.5倍に増えている。

 従来多かった乳幼児の患者が減少する一方、成人患者の割合が増えているのが近年の特徴で、今年はこれまで全体の37.5%(817人)が20歳以上で占められている。同センターでは「流行の形態が変化してきているのは間違いない」と話している。

 百日ぜきは、「百日ぜき菌」の気道感染によって引き起こされ、せきが長期間持続する。早い段階で抗生物質を服用すれば、症状の緩和が期待できるという。

 特に生後6か月以下の乳児が感染すると死に至る恐れもあるが、成人が感染した場合には比較的症状が軽く、見逃されるケースも多い。このため、感染した成人が知らないうちに乳幼児への感染源になる可能性もあるといい、同センターでは「せきが長引くようなら、早めに医療機関を受診してほしい」と呼び掛けている。

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