風俗案内所に身振りで客を誘ったとして、大阪府警保安課などは4日、大阪市中央区宗右衛門町の風俗案内所従業員の少年(19)を府迷惑防止条例違反容疑で現行犯逮捕したと発表した。声かけ行為は同条例で「客引き」とされ違法となるため、身振りで注目を集めようとしたとみられる。府警によると、身振りを「客引き」と認めて逮捕したのは全国的にも珍しいという。
調べでは、少年は今月2日夜、勤務先の案内所近くの路上で、男性(45)の前に無言で立ち、右手を上に伸ばした後に敬礼。案内所の入り口方向に手を伸ばし、客を誘った疑い。「どうぞ」とだけ話したが勧誘をうかがわせる言葉はなかった。
05年の同条例改正で声かけ行為が禁止されて以降、繁華街では「店前では話せません」「中へどうぞ」などと記したプラカードを掲げる“無言の客引き”が見られるようになった。このため、府警は、同条例違反容疑で中止命令を出すなど取り締まりを強化していた
調べでは、少年は今月2日夜、勤務先の案内所近くの路上で、男性(45)の前に無言で立ち、右手を上に伸ばした後に敬礼。案内所の入り口方向に手を伸ばし、客を誘った疑い。「どうぞ」とだけ話したが勧誘をうかがわせる言葉はなかった。
05年の同条例改正で声かけ行為が禁止されて以降、繁華街では「店前では話せません」「中へどうぞ」などと記したプラカードを掲げる“無言の客引き”が見られるようになった。このため、府警は、同条例違反容疑で中止命令を出すなど取り締まりを強化していた