FBITニュースアーカイブス2006-3

ITニュースの保管箱

FOMAの契約がムーバを超える──FOMAが50%超に

2006-06-20 12:26:37 | Weblog
NTTドコモは6月18日、NTTドコモグループ9社の全契約におけるFOMAの契約比率が50%を突破したと発表した。2001年10月のFOMAサービス開始以来、約4年半で達成したことになる。



 ドコモのFOMAは、サービス開始当初はエリアやバッテリーの持ちなどの問題で苦戦していたが、2004年2月に“究極のiモード”をうたう「900iシリーズ」を投入することで、FOMAへの本格シフトをアピール。2004年6月にはパケット定額制の「パケ・ホーダイ」を展開、以降もデザイナーズ携帯や音楽携帯といった企画系端末をリリースしてラインアップを拡充するなど、サービスも端末もFOMAを中心に据えてきた。

 一方のムーバは、2004年4月の「506iシリーズ」以降、ラインアップが徐々に縮小していた。


(2006.6.20/ITmediaエンタープライズ)

au、ウォークマンケータイ「W42S」を20日より順次発売

2006-06-20 12:24:57 | Weblog

KDDIと沖縄セルラーは、約30時間連続で音楽再生できるソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製CDMA 1X WIN端末「W42S」を発売する。発売日はエリアによって異なり、20日には中国で、21日には東北・北陸・九州で、22日には北海道・関東・中部・関西・四国・沖縄で発売される。

 「W42S」は、国内の携帯電話としては、初めて“ウォークマン”の名を冠したモデル。約30時間の楽曲再生が可能なほか、着うたフルが保存できる1GBの内蔵メモリ、最大4GBまでのメモリースティック Duo(PRO Duo対応)が利用できる。同梱のイヤホンは、ソニーの「ウォークマン スティック」のものと同じ製品。

 デザインとしてはスライド型ボディを採用しており、キー側ボディの下部に早送りや巻戻しといった楽曲再生の操作ができる「ミュージックシャトル」が配されている。ミュージックシャトルの再生ボタンを長押しした場合のみ起動できる音楽プレーヤー機能「シャトルプレーヤー」は、スキンの変更などがサポートされている。

 このほか、PCサイトビューアーやハローメッセンジャー、グローバルエキスパート(au ICカード)、赤外線通信機能などをサポート。ただし、おサイフケータイとしての機能は搭載されていない。

 ディスプレイは、約2.2インチ、240×320ドット、約26万色表示の微反射TFT液晶。有効画素数125万画素カメラ搭載で、データフォルダ(音楽除く)は約38MB。大きさは約49×106×24mm、重さは約123g。ボディカラーは、スパークピンク、ヒートブラック、プリズムホワイトの3色。



(2006.6.20/impress Watch)

アップル、「アップルストア札幌」を24日にオープン

2006-06-20 12:23:26 | Weblog


 アップルコンピュータ株式会社は19日、本社直営店として「Apple Store, Sapporo(アップルストア札幌)」を6月24日午前10時より開店すると発表した。

 営業時間は午前10時~午後8時。住所は札幌市中央区南一条西3-8-20 QB札幌で、札幌駅前通り三越札幌店の隣に位置する。最寄り駅は地下鉄南北線、東豊線、東西線の大通駅(徒歩1分)。国内では銀座、大阪、名古屋、渋谷、福岡、仙台に次ぐ7番目の直営店となる。

 開店記念イベントとして、夜7時から、札幌を拠点に活動しているアーティストkuniyuki takahashi氏によるライブが開催されるほか、7月31日まで「MacBook 13インチ ホワイト 2.0GHz」、「iPod 60GB ホワイト」などが当たるモニター応募を行なう。
(2006.6.20/impress Watch)

“パンダスーツ”を見てきた

2006-06-19 13:50:25 | Weblog



 映画やテレビの企画製作を手がけるビルドアップが法人向けにレンタルを開始したアニマトロニクススーツ(着ぐるみ)「ハイクオリティ・スーツ」の第1弾が「パンダスーツ」。映画やCM、テレビ撮影など多目的に使用できる汎用の着ぐるみとしては類を見ないほど精巧だという“パンダ”を見てきた。


 実際に見たパンダスーツはその体型や毛皮も非常にリアル。胴体には適度な丸みがあり、あたかも本物のよう。とても中に人が入っているような感じはしない。着ぐるみというと、どうしても中に人がいることを意識させてしまうが、パンダスーツは演技者がインナースーツを着用したうえで、毛皮を装着する二重構造とすることでこの課題を克服しているのだという。

 「最大の特徴はインナースーツと毛皮を組み合わせた2層構造です。演技者の動きやすさを確保するほか、インナースーツと毛皮の間に適度なアソビを作ることで動物らしい体形を作り出しています」(同社)

 毛皮はハリウッドの映像作品にも使用される素材を利用している。1000万円以上というパンダスーツの制作費のうち、半分以上をこの毛皮の費用が占めるというから驚き。実際に触れることはできなかったが、見る限りではとても着ぐるみとは思えない質感だ。

 動物らしいリアルさを追求するためには豊富な表情も欠かせない。パンダスーツは目/まぶた/まゆ毛/耳/口/上唇/下唇の各所に合計14個のラジコン用サーボモータを搭載、多彩な表情を作り出せる。まぶたは上下独立して操作できるので、ウィンクも可能だ。表情の操作は内部の演技者ではなく、スタッフが3人がかりで行う。

 頭部には演技者が外部を確認するためのCCDカメラも搭載されている。カメラの映像は演技者が装着したグラストロンに映し出される。パンダの顔にのぞき穴があっては台無しだからだ。ただ、CCDカメラは眉間に装着されているため、鼻が邪魔になって足元は見にくいそうだ。

 頭部は軽量なFRPとアルミを中心に構成されているが、14ものサーボモータとCCDカメラを搭載した影響もあって「結構重たい」(同社)とややトップヘビーな様子(モーターやカメラの駆動用バッテリーは背中部分にレイアウトされる)。暑さも含めた演技者への負担もあって「演技は20分が限度」とのこと。また、パンダのように4本足歩行と2本足歩行を行う動物の場合、首の可動範囲をどのように作り込むかは非常に難しく、そこは課題として残っているのだという。

 映画など特定用途は別として、従来ここまで精巧な汎用の着ぐるみを製作することは前例がないという。今回はテレビの企画(NHK教育の「天才テレビくんMAX」)とのコラボレーションで製作が実現したと言うが、パンダのほかにも宇宙服やゴリラやクマなどへの需要もあるそうで、今後も機会があれば「ハイクオリティ・スーツ」のバリエーションを増やしていきたいそうだ。



(2006.6.196/+D LifeStyle)

au、ワンセグ対応の「W33SA II」を17日より順次発売

2006-06-19 13:49:28 | Weblog
KDDIおよび沖縄セルラーは、ワンセグの受信に対応し、PCサイトビューアーを搭載した三洋電機製CDMA 1X WIN端末「W33SA II」を17日より順次発売する。関東・中部・関西・沖縄エリアでは17日に、その他のエリアでは23日より販売が開始される予定。

 W33SA IIは、2005年12月に発売された「W33SA」のマイナーチェンジ版。アナログテレビ、ワンセグの受信に対応し、FMラジオ機能も搭載する。miniSDカードは1GBまでサポート。SD-Audio再生機能を備える。LISMOには対応しない。

 新たに搭載したのは、パソコン向けWebサイトが閲覧できる「PCサイトビューアー」。メールの絵文字を3Dアニメで表現する「うごモジメール」、手書き文字を認識できる「パシャ文字カード/パシャ文字メモ」もサポートしている。

 約2.4インチ、240×320ドット、約26万色のディスプレイを搭載し、オートフォーカス付き有効画素数約126万画素CCDカメラを装備する。日本語入力はAdvanced Wnn α。赤外線通信機能やICレコーダー機能なども利用できる。

 大きさは約50×105×27mm、重さは約149g。連続待受時間は約250時間、連続通話時間は約210分。ワンセグ視聴時間はイヤホン利用時で約2時間45分、スピーカー出力時で約2時間30分。ボディカラーは、スピリットブルー、ライズホワイトの2色。

■ URL

  ニュースリリース

  http://www.kddi.com/corporate/news_release/2006/0616/

  製品情報(KDDI)

  http://www.au.kddi.com/seihin/kinobetsu/seihin/w33sa/

  製品情報(三洋電機)

  http://www.sanyo-keitai.com/au/w33sa2/index.shtml

(2006.6.19/impress Watch)