(一般社団法人)島根県サッカー協会 第4種委員会

一般社団法人島根県サッカー協会第4種委員会のブログです。大会情報、トレセン情報、支部活動情報をお知らせします。

07ナショナルトレセンU-12

2007-12-29 22:16:48 | トレセン活動
 25日から28日まで、広島で行われたナショナルトレセンU-12にコーチとして参加してきました。今回はJFAのコンセプトが福島のアカデミーのトレーニングをもとにして落とし込んでありました。
 観て、判断してのスキル発揮、動きながらのコントロールの精度をあげること等が主な内容でした。アカデミーの内容ですから、求められることが少しレベルが高い観がありましたが、今目標にすべき事、求めたい事を発信したいという事が伝えられました。
 特に常に動きながらのテクニックを求められていることについては、子ども達もとても課題が大きいように思いました。動きながらですから、タイミングやスピードを落とさずコントロールすることなど、単純な止める蹴るは確実にできなければできないと感じました。そして、止める蹴るが単純にできるだけではゲームでスキルを発揮できないというメッセージもありました。
 一番課題であったのは、状況に応じてよいポジショニングをとることができず、判断することが困難な状況がたくさん起こっていたことでした。
 今回担当はU-18代表監督牧内さんでしたが、この点についてはU-18でも同じことがいえて、いいポジションからかけひきしたり、観るためにいいポジションを取ることが難しく、なかなか改善できない事だったので、ぜひU-12年代から取り組んでほしいということを言われました。
 各チームレベルからすると、もっともっと基礎的なことを行っていかなければならないと思わせるようなトレーニングメニューが多かったことが今回の印象ですが、世界基準で考えた時に、U-13の入り口に立つ子ども達にとって必要なことは明確に見え、そこに取り組んでいく必要があるということを教えてもらえたトレセンとなりました。サッカーは日々進化し、U-12の選手達に求められていることもどんどん進化して行く観がありますが、これはサッカーのおける基礎基本とは何かということを我々日本の指導者がもう一度考えていくためのきっかけとなるのではないかと思います。
 貴重な時間を提供頂きましたので、また県内でも情報を共有し、課題を共有することについて取り組んでみたいと思います。

NTCU-12 島根県派遣 上田

 

益田トレセンU-12 12月19日のトレーニング

2007-12-19 23:00:00 | U-12益田
 12月19日(水)のトレーニングは、「パス&ドリブルのしかけ」をテーマに、2対1、2対2を中心に行いました。
 オフの選手の動き出しによって、相手のバランスを崩し、生まれたスペースを生かすことなど、パスかドリブルかの判断を常に要求してトレーニングを行いました。 オンの時のフェイントやドリブルの技術、動きながらのパスの精度にも課題は多くありますが、オフの意識の高まりは少し出てきたように思いました。
 次回のトレーニングまでには、またしばらく間があきますが、オフの動き出しをチームでのトレーニングの中でも、意識してほしいと思います。

それでは、よいお年を!!
(益田トレセンU-12 担当K)