断食・少食・ダイエット日記

週一回ほどの一日半断食と少食で、どのように変化するか。

週2回の一日半断食01

2010-03-12 | 一日半断食
7日(日)から8日(日)にかけて一日半断食、9日・10日は普通に食べ、そして昨日から今日12日にかけて一日半断食。今日の朝の時点で、体重は66.0キログラムであった。

昨日は、いつものように豆乳入りのコーヒー数杯とドライ・プルーンを5・6個を摂取した。だいぶ慣れてきて、若干の空腹感をむしろ楽しんでいる面もある。

体重が4キロ以上減ったので、人にも気づかれるようになった。数日前に同僚に「最近、痩せましたね」と言われた。


明日また一日半断食を行なう予定だ。断食中、それほど深い夢は見ていないが、見る回数は多くなっているようだ。

ゆるい一日半断食を三連続で04

2010-03-08 | 一日半断食
朝、体重を計ると、66.2キロであった。復食して腹に食べ物が入れば、67キロぐらいにはなるだろう。

1月10日から一日半断食再開する以前は、70・8キロであったから、3ヵ月で約4キロの体重減というところか。断食日以外は、かなり食べているので、それほど大幅な体重減にはなっていない。

目標は、10キロの減量。60キロ台をキープすることである。

今週は、週2回の一日半断食を実行したいと思う。

ゆるい一日半断食を三連続で03

2010-03-07 | 一日半断食
◆昨日、一日半断食を開始しようと思ったが、午前中、テーブルに出ていたせんべいをつい食べてしまい、途中でやめた。一度食べてしまうと、それが胃を刺激するのか、脳を刺激するのか、さらに食べたい欲求が強まってしまう。

ということで、今日、再びチャレンジ。豆乳入りのコーヒー2杯とグレープフルーツ・ジュースをコップに半分ぐらい。煮た人参を二切れ。ということで今日は、200キロカロリーもいっていないかも知れない。

三連続とは行かなかったが、2日(ゆるい断食)~3日(復食)、4日(ゆるい断食)~5日(復食)、6日(土)は普通に食べ、今日7日(断食)、そして明日復食という流れだ。明日の朝、体重を量ってみる。

『断食・少食健康法』

2010-03-07 | 断食・少食関係の本
◆『断食・少食健康法―宗教・医学一体論

著者は医者であるが、自身が長い間さまざまな病気と不健康に苦しみながら、断食と小食を実行することによって健康になっていった体験をもつ。それ以来、西洋医学による検査法などを充分に利用しつつも、西洋医学的な常識に縛られずに、断食や小食の指導をし、成果を積み重ね、その驚くべき効果を発表しつづけた。

その結果、西洋医学的な栄養や健康に関する常識がいかにあてにならないかが、多くの症例によって根本から明らかにされていく。この本を読むと断食や小食をぜひとも実行したいという気持ちさせ、私が一日半断食を実行するきっかけになった本である。私にとっては、瞑想との関係もあるので、実に興味深く読めた。また瞑想にとって小食がいかに大切かという観点からも、多くのことを知ることができた。

この本は、断食・少食を語りながら、現代栄養学への痛烈な批判の書でもある。現代栄養学によれば、男子で普通の「労作」を行う場合、1日およそ2500カロリー、女子で2000カロリーが必要である。ところが現代栄養学のこうした常識を覆す事例が、いくらでもある。 ある禅寺の僧14名が食べた一日平均の総摂取カロリーは、1436カロリー。計算された、彼らの一日の総消費エネルギー2204カロリーに比して768カロリーのマイナスであった。もしこれが事実なら、1ヶ月に体重が6キロずつ減少、1年で72キロ減少し、つまりほとんど体重0となってしまう。が、実際には立派な体格で、心身ともに健康であり、相当の労働にも耐えていたという。

また著者が扱ったある男性は、十二指腸潰瘍にかかり、現代医学的な治療では、再発を繰り返すばかりで、医師から手術をすすめられたという。しかし、現代医学による治療を捨て、小食による療法に切り替えた。朝食抜きで1日の総摂取カロリーは、だいたい1300カロリーくらい。にもかかわらず入院1ヶ月半で、体重が3キロ増えたという。しかも、空腹時の胸焼けなどが消え、心身は爽快になった。 さらに1日900カロリー前後を1年続けても栄養失調にならず、体重が以前より増えるというケースもあった。さらにスタミナも普通の食事をとっている人よりはるかに優れていた。

そしてこうした小食で、現代医学ではどうしても治らなかった難病が治るケースも多く出ているのだ。慢性胃腸病、糖尿病、リューマチ、慢性腎炎、重症筋無力症など、何十名にも及ぶ難病患者が小食を実行することで症状が好転したという。こういう事例を数多く突きつけられると、現代栄養学の主張を頭から信じるべきではない、とつくづく感じてしまう。

断食療法で大量の宿便が排泄されると、身体の調子が一変し、見違えるほど若返るひとが多いという。中にははげていた頭に毛が生えだしたり、記憶力がにわかによくなったり、という人がいるということで、いいことづくめだ。 ただし、たいへんなのは断食のあと厳密に小食を維持することだという。多くの人は、断食後の小食を維持できずに挫折するらしい。日常の生活の中で食欲に打ち勝って小食を続けることがかなり大変であることは、私も日々経験していることなので、よく分かる。

ただ一日半断食は、その態勢に入ってしまえば比較的ラクにできることを最近、再発見した。ということで、現在は、週2回の実践にチャレンジしている。

ゆるい一日半断食を三連続で02

2010-03-04 | 一日半断食
◆職場で昼に出た弁当は、京樽のちらし弁当。少食の女性にはちょうどいい分量だが、男性には物足りないぐらい。そのおかずはすべて食べ、ご飯は半分残した。ということで500キロカロリーぐらい摂取か。他に豆乳やプルーン数個も食べているので、今日一日としてはあわせて600キロカロリーぐらいの摂取だろう。

少食に慣れると少しの分量でも胃が敏感に反応しているのが分かる。食べすぎ状態のときはこんな胃の感覚も麻痺して、大量に食べて胃に負担をかけていたわけだ7。

昨日は、昼と夜の二食を普通に食べているのだが、その前日ほとんど食べていないので、今朝も胃がすっきりした状態で爽快であった。一日半断食を止めていたころはこういう爽快感も忘れていた。

◆『「半断食」健康法』 から、「一日断食」のところを紹介してみよう。

米国立老化研究所の研究や、スペインの老人ホームでの研究でも、「一日断食」を繰り返すことが、もっとも健康・長寿につながることが科学的に証明されており、まったく心配ないという。しかも石原氏が紹介するのは、人参リンゴジュースや黒砂糖入りの生姜紅茶を飲みながら(糖分、ビタミン類、ミネラルを補いながら)の「一日断食」なのでまったく危険はないという。そして翌朝、白米のご飯や梅干、みそ汁で復食するというものである。

ゆるい一日半断食を三連続で01

2010-03-03 | 一日半断食
◆今週のテーマは、ゆるくてもよいから一日半断食を3回連続で行うこと。

ということで昨日(火曜日)がその一日目だった。なぜか今回は空腹感が強く、プルーン数個、リッツクラッカー6枚くらい、わかめが入った味噌汁など食べた。あわせて500キロカロリーぐらい摂取したかも知れない。もちろん夕食はなしで、夜はお茶だけ。夜になるとほとんど空腹感なし。

朝も、いつもと同じく空腹感は全くなく、逆に胃のあたりがすっきりと爽快である。通勤中も職場でも快調で、午前中お茶だけで空腹感なし。脳もアルファ波がたくさん出ている感じで爽快。ただし、11時ごろになると、空腹感というより食べ物を味わいたいという欲求が強くなる。そこをもう少しがまんして2時から3時くらいまで続けたら心身にどんな変化があるか興味があるのだが、実際には、11時ごろに昼食。リッツクラッカー12枚と野菜サラダ。その後は、おにぎりや残りのクラッカーなど、恐らく1000キロカロリーぐらいは摂取。夕食は普通にご飯一杯と味噌汁と刺身など。

◆明日4日(木)は、職場で弁当が出るので、それをできるだけ軽く食べ、夕食は食べない予定。つまりごく軽めの昼食だけ、やはり500キロカロリーくらいを考えている。そして5日(金)は復食日。そして6日(土)は、液体だけせいぜい200キロカロリーくらいの断食日にしたい。

◆これまで書いていなかったが、朝はここ数年、水分をとるだけで全く食べていない。だから、断食日はもちろん普通の日も、朝食は食べないことが前提となっている。

『「半断食」健康法』

2010-03-02 | 断食・少食関係の本
下に紹介した石原結實氏の本は、現在は書店においていないようなので、同氏の他の本を紹介する。

◆『「半断食」健康法

著者は、西洋医学の医者であるが、若き日に体が弱く、「過敏性大腸炎」にそうとう苦しむ。種々の民間療法の本を読み漁り、二木謙三の『食べ物と病気』や西勝三の『原本・西式健康法読本』に出会う。そこで「少食がよい」「青汁が効く」などと知り、朝食をキャベツとリンゴのジュースにしたら、4年近く悩んだ「下痢としぶり腹」が治ったという。

甲田光雄氏も西式健康法に出会い、少食・断食の甲田療法に突き進むが、共に原点が自分の病気の癒しだったことが興味深い。自分の体で知ったことは、いくら西洋医学の説と相容れなくとも、信じざるを得ないだろう。

いくつかの少食・断食の本を読んだが、相互に細部の主張は若干差がある。しかし、少食や断食がいかに健康にとってプラスであるかの理由についての説明は、基本的なところでは変わらない。この本は、断食の医学、断食の生理についてより多角的に書かれているので参考になった。断食関係の著者の違う本を何種類か読むと勉強になる。

東京都知事の石原慎太郎が、10日間の断食道場に毎年通っていることはすでに知っていたが、この本を読んでそれが伊豆にある石原結實氏の「断食道場」であることを知った。断食といっても、この道場の場合は比較的楽なもので、朝は人参リンゴジュース三杯、10時ごろに具のないみそ汁、昼に人参リンゴジュース三杯、三時に生姜湯、夕方に人参リンゴジュース三杯、黒糖を加えて飲む生姜湯を何杯飲んでもよいというもの。

こことは限らないが、私もチャンスがあれば挑戦したくなっている。

この本では、断食や小食の生理学を多角的に論じている。参考になったことを箇条書きしてみる。

1)空腹になると血糖値が下がるが、血糖値を上げるメカニズムは、体内にいくつもある。血糖値を上げるホルモンが、アドレナリン、グルカゴン、サイロキイン、コーチゾール等々いくとも存在する。つまり人間は飢餓になれており、対応方法が多い。しかし食べすぎで血糖値が上昇したときは、すい臓から分泌されるインシュリンしか、それを下げることができない。

甲田光雄氏も、次のような専門的な説明をしているので参考のためにここに記す。 脳のエネルギー源はブドウ糖で、脳はそれを貯蔵することはできないから、ブドウ糖に変換される炭水化物や糖分を補給しないと脳が活性化しないとされる。しかし人間は、糖が不足しても、肝臓は筋肉に蓄えられたグリコーゲンを分解して血糖値を一定に保つから、血液中の糖が不足して脳に栄養がいかないことはまずありえないという。 脳は、ブドウ糖だけをエネルギー源とするが、断食などをすると50パーセントはケトン体のβ―ヒドロキシ酪酸をエネルギーとして使い、ブドウ糖は30パーセントにすぎないという。ケトン体は、脂肪が分解されてできる物質である。つまり、断食をすると、体内の糖分が尽きるので、脳は体内に蓄えられた脂肪をエネルギー源として使用するようになる。しかもケトン体は、脳にα波を増やし、脳下垂体からはβ―エンドルフィンとう快感物質の分泌を増やす。つまり、心はさわやかになり、平穏になって、とてもリラックした状態になる。

2)「吸収は排泄を阻害する」のが人体のセオリーである。食べすぎるとさらに排泄が悪くなり、逆に「食べない」「小食にする」と排泄がよくなる。断食中は、口臭、目やに、尿の量、発疹等々、排泄が活発化する。血液中の老廃物が出て、血液が浄化される。病気の根本原因は、実際の要求より多量に食べることである。余分に食べた食物は体内に蓄積され、血管を塞ぎ、血液の循環を悪くする。これが万病の原因である。断食は、蓄積された老廃物を排泄する。

3)生命に必須の重要臓器は、断食中も、当然たんぱく質を必要とするので、生体は、○○炎という炎症、病変のある組織、腫瘍、水腫などの、本来健康体には存在しない、異質の組織(病気)に存在するタンパク質を利用する。また血中の余分な糖分も同様に利用される。その結果、こうした病変は消失する。これを「自己融解」という。

『プチ断食健康法』

2010-03-02 | 断食・少食関係の本
私の実践の元になっている本はいくつかあるが、これからおいおい紹介していきたい。まずは、気軽に読める薄い文庫本ということで。

◆『プチ断食健康法 やせる、きれいになる、病気が治る (PHP文庫)

ピンクの表紙で「プチ」のつくタイトルは、いかにも女性向のダイエット本の印象だが、中身は断食についての医学的なデータも豊富で、なぜ断食が心身の健康にプラスに働くかが、説得力をもって語られている。この分野では甲田光雄氏の本よく読まれているが、本書の説明は甲田氏のものとは若干角度が違うので、その意味でも参考になる。甲田氏は多くの病気の原因を宿便に求めるが、石原氏は血液に求める。宿便の毒素が腸から吸収されて血液を汚すのだから、基本的には同じことなのだが、両者の説を重ね合わせると、より説得力を増すように感じる。

プチ断食(朝食抜き)と一日断食を実行する身としては、断食の生理が現代医学の知見を駆使して語られることに、読んでいて興味が尽きない。

断食に入ると、「最初の半日で、血液中のブドウ糖が使われてなくなると、脂肪や病気の細胞のタンパク質が利用されるので、空腹感がなくなる。そうした代謝が安定する3~4日目より、気分が爽快になってくる」。これが断食の途中から空腹感がなくなる一般的な理由だ。

ところで九州大学の大村裕博士によると、長期間の絶食実験をしたネズミは、脳の満腹中枢を刺激する物質が、血液中に増加することが分かったという。この物質も断食中の空腹感をなくす理由になっているらしい。

断食中に血液中の糖分が不足すると、それに代わるカロリー源として中性脂肪が利用されるという。中性脂肪は、分解されて遊離脂肪酸になり、脳や赤血球、白血球の細胞のように糖でしか生きていけない細胞以外のすべての細胞のエネルギー源になるという。この遊離脂肪酸は、肝臓で代謝されてケトン体に変わる。ケトン体の増加も、満腹中枢を刺激するという。

私自身、一日半断食の翌日、復食前にほとんんど空腹感がなくなる。それは上のような生理によるということで、ひじょうに興味深い。しかも、無駄な脂肪や病気の細胞を使ってくれるのだというから、うれしい。

一日半断食を再開06

2010-03-01 | 一日半断食
これまでの経過を記事にするのは、いよいよこれが最後である。明日以降は、現在進行形で書いていけることになる。

◆2月26日(金)8回目の一日半断食
24日(水)からの一日半断食中に強烈な夢を見たことがかなり刺激になって、また今日から一日半断食をしている。もちろん断食をしたからその夜、100パーセント深い夢を見るわけではない。期待しすぎるとむしろ見ないのかも知れない。

しかし、少なくとも私の場合は断食が、心の奥底へのドアを開きやすいということがはっきり分かった以上、断食、瞑想、自発動気功などいろいろ組み合わせながら、もっと深く探求してみたくなったのだ。

◆2月27日(土)
今日は午前中、ある研修会に参加し、12時半すぎ、外食で少なめ目の復食をした。研修中は、空腹感は全くなくお茶だけで充分だった。

先月10日に一日半断食を再開して一ヶ月半を過ぎた。この間、週一回の割合で断食をしてきた。

再開前の体重は70.8キロであった。今朝は、66・6キロであった。

週二回行うと確実に体重は減っていくようだ。

一日半断食明けに昼食。夕食をとり、翌日からまた一日半断食というパターンを何回か繰り返すのもよいかも知れない。これだったら全く危険はないし、つらくもない。